隙あらば自分語り

備忘録で雑記です。思想のゴミ箱です。自己顕示欲性廃棄物最終埋め立て処分場です。

一般男性が二郎の豚で優勝する記事です。

めちゃくちゃラーメン食いたいときありませんか。

ぼくは月に一回ぐらい、二郎が食べたくなります。

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↑初の京都店以外の二郎、新宿小滝橋通り店の小ラーメンヤサイアブラハンペン。

テストも残り一日となった12月最初の木曜、先月末に食べた二郎を思い出し持病の発作性二郎中毒を発症。

しかしラーメン二郎京都店はめちゃ遠い。行けなくもないがテスト期間に行く勇気は流石に持ち合わせていない。

せめてジェネリック二郎を補給できないか…


そうだ、二郎の豚を作ろう。

二郎の豚を作る。

このブログを見てくださっている正常な味覚の皆さんは、二郎の豚はおろかラーメン二郎に行ったことのない方が大半だと思いますので、簡単にこれらを解説させていただきます。

ラーメン二郎

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↑ホームの京都店の小ラーメンヤサイアブラニンニク。京都店は比較的本店に近い味らしい。

流石にこのルックスのラーメンと名前ぐらいはご存知かと思います。
山盛りの茹で野菜と、超分厚いチャーシュー、加水率超低めの極太ごわごわ麺が特徴の豚骨醤油ラーメンです。
ジャンキーなラーメンが好きな方はもちろん、京都風の豚骨醤油ラーメン(来来亭、河童ラーメン、第一旭など)が好きな方は意外とイケると思います。
だから、誰か京都二郎一緒に行こう。年中ヤニ吸って週一二郎に行くヤクザしか一緒に行ってくれないんだ。

二郎の豚

そのまんま、二郎のラーメンに乗っているチャーシュー。ファンは豚と呼ぶし、店も豚と呼ぶ。
最小サイズでも塊の豚が最低二個は乗っている。これだけでも居酒屋のチャーシュー三皿分ぐらいありますが、あくまでもラーメンのトッピングです。
二郎インスパイア系でうっっっっすい肉しか出さないところは冒涜(偏見)

というわけで、大量の野菜+ラーメン+豚で構成される二郎という食べ物において、おうちで手軽に用意できるのは野菜か豚ぐらいなのです。

家二郎とかいう、おうちで二郎作ろうとするヤバい界隈もありますが、二郎は製法としては特殊なのに、味はわりと王道とかいうヤバいラーメンなので、家でつくるのにはかなりハードルが高い上インスタントでも再現しにくい代物です。

(インスタントの中では圧倒的に完成度が高い、セブンイレブンのとみ田豚ラーメンは一食の価値アリなので、誰か食べて)

そんなこんなで、おうちで、なるべく手軽に、二郎を感じるための豚を作っていこうと思います。

豚を作る

具材

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  • 豚肉ブロック(うで、バラ、無ければロース)…すきなだけ
  • (背脂…すきなだけ)
  • にんにく…すきなだけ
  • ネギ…すきなだけ
  • 煮豚用のタレ
タレから作る場合

ということで作っていきます。
分量が雑すぎるような気がしますが、ぶっちゃけ二郎豚なんて量が多いほどいい(自論)ので、少なすぎなければなんでもいいと思います。
あ、でもタレの目安はあるのでそれはあとで。

下拵え

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今回使う肉は、宮崎県産ロースブロック337g。
二郎で主に使われる豚の部位はうでとバラですが、脂身が多い国産のやつならロースでも大丈夫です。うでブロックとかあんまりスーパー置いてないですし。
今回は煮る鍋の大きさとタレのことを考えて、ロースブロックにしました。

通常は煮崩れを防ぐために、たこ糸で肉を縛りますがスーパーによっては肉用ネットが置いてあります。
↑の写真のやつは肉用ネットです。被せるだけでいいから超楽。

香味野菜として、ネギの青い部分とにんにく一片。肉の臭みを消すためのにんにく一片ですが、二郎の豚はにんにく臭いものので、好みに応じてどばどば入れて良いです。
生姜はいりません。にんにくが消えます。

煮る。

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ただ、ただ煮る。
肉がつかるぐらいの水に全部ぶっ込んで煮る。以上。

一時間半煮ればじゅうぶんです。水が減っていくので、都度足して、足す度に水温が下がるので火加減を調節してください。

圧力鍋を使えば半分~三分の一ぐらいの時間で済みます。

このとき、家中がラーメン屋の匂いで満たされますので、臭いの嫌な人は換気しましょう。

付け合わせとタレの用意

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煮る。

今回は家の醤油の在庫が死にかけてたので、煮豚用の完成品のタレを使います。

こいつは内容量200mlに対し、水300mlで薄めて使います。

馬鹿やろうお前俺はタレから作るぞって猛者の方は、↑の材料にある濃口醤油と料理酒をあわせて火にかけて、アルコールを飛ばしたあとに300mlの水を足してください。
醤油:料理酒:水が1:1:3の目安で、肉が完全に浸かる用にしましょう。

そしてここからは出来合いのタレと自作タレ共通ですが、アホかってほど味の素つっこんでください。グルエースでも良いです。とにかくもう溶けてねぇぞってぐらいまで化学調味料を入れてください。これが大切です。
あと塩気が欲しかったら塩をつっこんで、塩気も入れたい!化学調味料ももっと入れたい!って人は濃口醤油を追加で入れましょう。

肉が煮終わるまでに一煮立ちさせておけば完成です。

暇があればゆで卵を別に煮ときましょう。

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↑一個鍋の中で割ったのでTKGに変貌した

漬ける


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すぐ食べたい場合は、タレを沸かしながら肉とゆで卵を投入し、一時間煮ましょう。
水かさが減っていきますが、濃いほうが美味しいのであまり水を足さず、かわりに何度か肉をひっくり返します。

ちなみににんにくはタレに移す前にすべて溶けきっちゃうので、ネギだけタレに移します。

保存する場合は、ジップロックに肉と卵をぶち込んで、タレを入れて空気を抜いて密閉して冷蔵庫で冷やしましょう。

冷えたままだと、厚切りのハムかってぐらい硬いので、レンチン必須です。

完成

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ちょっと食べちゃってる。

神豚。

クッソ柔らかい。

肉買って作ろうな。