隙あらば自分語り

備忘録で雑記です。思想のゴミ箱です。自己顕示欲性廃棄物最終埋め立て処分場です。

クレヨンしんちゃんの映画がエグかったお話

前座

オタクなので目が悪い👎

 

ので、眼鏡を更新しに近所のショッピングモールまで、愛車の青ロリ号(仮)動かしついでにメガネの更新に来た。ついでに待ち時間で映画でも見たろと。

 

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青ロリ号(仮)

 

メガネの完成は30分後とか言われ、(全然短いし映画見る必要ないかな)とか思っていると、映画半券で5%引きとか言われてしまい、反射的に会計時に半券持っていくとか言ってしまう。

逆に消費金額が増えるという矛盾には気づいていない。

 

そこで適当に時間が合った映画がこちら。

 

『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』公式サイト


『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』本編特別映像【大ヒット上映中】

映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ4人の勇者

 

 

すでに上映が始まっていたので、急いで発券機でチケットを買い、眠そうにしている係員さんに嫌そうな顔で半券切ってもらって劇場に入る。

 

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誰もいなかった。

 

「おいおい天下のしんちゃんだぞ、売れてないのかこの映画」とか変な笑いをニチャァ…しつつ、席に座るとそこは静寂。静寂な空間は、人間を冷静にさせる。

 

連休明けの平日真っ昼間から、客のいない映画館で一人クレヨンしんちゃんの映画を見る20歳。

めちゃくちゃ恥ずかしい存在じゃないか、僕。

 

上映開始後も、なんか数十分おきにスタッフが入ってきては「うわ、客おる」みたいな迷惑顔(見えない)して出て行くしクッソ恥ずかしい。

 

出る時なんて、通路でスタッフ待ち構えてた。

 

ごめんね。余計な仕事増やして。

 

 

今年のクレヨンしんちゃんの映画がエグかった話

ここから本題です。

 

そんな恥ずかしい思いをしてまで見てきたクレヨンしんちゃんの今年の映画、「ラクガキングダムとほぼ4人の勇者」ですが、タイトルにもある通りに、子供向けとは思えない精神的にエグい映画でした。

 

クレヨンしんちゃんの映画は、親子で見に来ることを考え、大人でも楽しめる映画が多いことは、よく知られていると思います。

幼心の僕の印象に残っているのは、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!大人帝国の逆襲」です。

 

 

改元のタイミングで、Twitterで話題になっていたので、久々に見ましたが、この年になっても本当に面白い映画でした。ヴィラン側の哀愁が子供向けアニメのそれではない。マサオくんの「ぶっ飛ばすぜベイベー!」も相変わらず笑える。

 

今作、ラクガキングダムも、この経験をもとに「子供でない人でも楽しめる映画かな」と期待して鑑賞に挑みましたが、ところがどっこい

「老若男女オタク非オタク全日本人が楽しめる映画か???」って感じでした。以下、詳細な感想となりますが、ネタバレオンパレードなので、すでに鑑賞済みの方もしくは、あらゆるサブカルチャーをつまみ食いあるいは暴飲暴食してるのでネタバレなんて気にしねえぜって方のみお進みください。あ、最後のステマだけ読んでいけ。

 

 

今作の敵(?)勢力 ラクガキングダムの悲しさ

今作における、(一応の)敵勢力であるラクガキングダム。地上で描かれた自由な落書きから放出されるラクガキエネルギーをパワーとして、ラピュタみたいに浮かぶ空の王国です。

 

しかし、地上の町が整備されてきたり、タブレットなどの電子化の影響で落書きが減り、今や滅亡の危機に瀕しています。

そこでラクガキングダムの防衛大臣(今作のイケメン枠)が、議会の決議を得て、ラクガキングダムの王(キング)を軟禁し、人間に強制的に落書きさせてエネルギーを得るためのウキウキカキカキ大作戦を決行。地上へ侵略する…というのが本作の導入。

 

そしてまあなんやかんやあって、地上で最も自由な線が引けるのがしんのすけだったから、お姫様が魔法のクレヨンを宮廷画家に託してしんのすけに届けさせてしんのすけの力で侵略を辞めさせて世界を救え~的なストーリーは公式サイトのほうが分かりやすいので投げます。

 

ラクガキングダム、何が悲しいかってもう上述の設定からして悲しい。

 

存在し続けるために必要なエネルギー源がラクガキ。しかも自由な線である必要があり、デジタルは不可。

つまるところほぼ滅亡が確定しているしている世界って時点でエグい。

映画のメタとして、ラクガキングダムが浮いてるのは日本、それもカスカベの上空であるのは仕方ないとして、その上で日本からラクガキが消えている事実が滅亡を物語る。

 

もちろんそれを良しとしないラクガキングダムの勢力が、王に対してクーデターして地上へごーするのは先述の通り。

 

そしてラクガキエネルギー強制搾取のための地上侵攻が始まるのですが、これが制作側の皮肉たっぷり。

ラクガキを描きましょう!とあらゆる人間に無差別に聞き回り、二つ返事しなかった大人は壁に張り付ける。

 

ラクガキに最も適している子供たちだけを一カ所に集め、食事も休憩も睡眠もなしに四六時中ラクガキを描かせる。

しかも自由な線である必要があるので、なにかを模写したりするとえらいどつかれる。

 

「なんでも好きなモノを描いていいんだよ~!」と優しい声で語りかけるくせに、好きなモノを好きなときに描かせてくれない壮絶な矛盾。

 

えっっっっっぐ。

何がえぐいかって、たぶんこんな感じの経験を誰もが幼少期にしていること。

 

想像力育成とかなんとかいって、図工の時間に好きな絵を描かせたりするけど、何かのアニメだったりすれば「こういうのじゃないくてね」と言われたり、時間内に描けなかったら補習があったり。

今作のストーリー考えた人、絶対今の教育大嫌いだろ

 

そして終盤、そんなやり方でラクガキエネルギーを集めようとするので、やはりというか生産効率はアホみたいに落ちてきて、とうとうラクガキングダムも物理的に落ち始めます。

 

これエグくないすか(常套句)?

 

強制搾取で一時的に上げたエネルギーの生産量が、生産効率が下がったことによって減っただけなんですよ。

おそらく、地上侵攻以前よりはラクガキエネルギーの収入はまだ多いはずなんです。

 

つまり、地上侵攻してもしなくても映画開始より数日以内にラクガキングダムは滅亡し地上落下が確定している

ということ。

 

物語終盤、とうとうラクガキエネルギーが底をつき、ラクガキングダムがカスカベに落下してきて(一気に吹っ飛ぶカスカベの想像図つき)、カスカベの人々が逃げ出すのですが、これ地上進行が無ければ確実に死んでるんですよね...。

 

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右列一番手前が防衛大臣(「ラクガキングダムとほぼ4人の勇者公式サイトより引用」)

こうなってくると、今作の(一応の)ラスボスである防衛大臣さん、一概に悪い奴ではないことになります。実際一度も戦ってないし、エンディングで許されてるし。というかしんちゃんの映画、敵にも正義があるやつばっかりなんですけども。

 

地上の悪しき文化に依存しなければ生きていけないユートピア。しかも地上がキレイになる程、両世界が災厄に近くなる。やっっっっばいほど悲しい敵でした。

 

タイトルとゲストキャラクターの悲しみ

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ほぼ4人の勇者(公式サイトより引用)

今回の映画のやべーとこー!!!!!!!!!!1

 

ゲストキャラクターがレギュラーより印象強すぎる

 

冷静に考えてみてくださいよ(書いてる本人が冷静じゃない)

 

クレヨンしんちゃんとか、もう国民的アニメなわけであって、レギュラーキャラクターの特徴なんか何年も見てない人間でも答えられちゃうわけですよ。

 

なのに今回はしんのすけ以外のレギュラーキャラクターが、特に中盤まttttったくと言っていいほど活躍がない!

終始壁に張り付いてるか絵を描かされている!

ひとりぼっちの劇場で「これ事件解決までこのままなのでは...?」と不安になるレベルでした。

 

野原家(特にみさえ)は相変わらずかっこいい親を序盤終盤に見せてくれてはいますが、カスカベ防衛隊の見せ場も最後の方までありませんでしたね。

(でもしんちゃんの映画って、登場キャラクターを絞って深く掘り下げるやつ、たまにあるよね。たぶん。ロボとーちゃんとか?)

 

じゃその分、誰が目立ってるかと言うと、タイトルにもある通りほぼ4人の勇者。

 

いや~~~~~~

 

ほぼ4人って言い得て妙すぎか~~~~~????

 

引用画像にある通り、ほぼ4人の勇者は序盤はあのパーティーとなります。

この何とも言えない魑魅魍魎なメンツですが、しんのすけラクガキングダムのお宝「魔法のクレヨン」で実体化させたもの。

 

紆余曲折あって富士樹海まで飛ばされてしまったしんのすけが、カスカベへの期間を果たすべく呼び出した初期メンバーです。

 

初期メンバーの「ほぼ」ポイントはもう見たまんま、人外しかいないから。

 

中盤以降の意味の変化がえぐい。

 

皆さんはぶりぶりざえもんをご存知でしょうか。

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同じく公式サイトより引用

しんのすけの妄想上の救いのヒーロー。正直映画以外であんまり見ないので、今調べながら書いてる。

救いのヒーローと名乗りつつも、Wikipediaいわく

しんのすけとよく似ており、あまり周りの事を気にしない所や、下品で女好き、ナルシストで自分の顔を「美しい」と思っている点が共通している[3]。一方、がめつく欲張りな所があり、自分を第一に行動する。また、普段は尊大な態度をとって他人を見下すことが多いが、その割に小心者でもある。

自らを「救いのヒーロー」と呼ぶが、事実上の裏切り者で「私は常に強い者の味方だ」と言って軽々しく敵に寝返ったり、敵前逃亡したりすることが多い。その反面、しんのすけ側が勝てばすぐに戻ってきて、何もしていないにも関わらず多額の救い料を請求してくる等、ヒーローらしからぬ振る舞いが目立つ。このような行動の結果、味方側から叩きのめされる事も少なくなく、しんのすけにすら呆れられてしまう。

とまあ、わりと小心者なキャラクター。それは今作も変わりがなく、中盤以降、オリジナルキャラクターであるユウマの登場以降(カスカベ到着以降)、勇者とは呼べないぐらいにはアレなキャラクターとなっていきます。

 

そう、ユウマの登場以降なんですよ。

ユウマ君は、カスカベに行ったきり戻らない母親を探しに行くべくしんのすけ一行に加わる、大人より人間が出来ている本作イチの良心キャラクター。

 

ほぼ4人の勇者 は人数が守れている、というね!やっばいね!

 

終盤にいくにつれて、雨にぬれると消えるというガッツリヤバい設定の魔法のクレヨン製のキャラクターが少しづつ脱落していったり、張り付けにされていたり絵を描かされていたレギュラーが復帰したりして少しずつ別のお話になっていくのですが、このほぼ4の数字、まだ残ってると思うんですよ。たぶん深読みですけど。

 

落下してくるラクガキングダム。しかししんのすけ一行は魔法のクレヨンを住民の救助にほぼ使い果たしてしまい、対抗策をすべて失う。

そこに罵声を浴びせるはしんのすけに助けられたカスカベの大人。どんだけ大人嫌いなんだよ制作陣。

 

修羅場慣れしているカスカベ防衛隊や勇者しんのすけ一行、わりと影の薄いラクガキングダムのお姫様とよろしくやっている勇者が「ラクガキをすれば落下は阻止できる」と奮闘するも、永遠にラクガキを描かされた子供と大人たちは「んなもん知るか」と逃げの一択。

 

どういう過程を経て最終的に協力したのかは省いて、もう間もなく壊滅するカスカベとラクガキングダムを救うべく、逃げたい衝動を抑え、カスカベの彼らはふたたびラクガキをしに戻ります。

 

  • 勇者しんのすけ一行と(ユウマ)
  • カスカベ防衛隊と
  • ラクガキングダムの人々と(お姫様)
  • カスカベの人々

 

このほぼ4つの視点の人々が、勇気を振り絞って2つの世界を救った!!!!!

 

すっげえ!!!!

 

この映画のサブタイトル、「世界を救え、クレヨンで」なんですけど

 

世界(人間界)って、カスカベ周辺の超ローカルな事件としか描かれてないんですよ。(ユウマくんがインターネットでカスカベの情報を集めてるシーンとか、完全にゴジラ災害みたいな雰囲気だったので、世界の危機感はない。)

 

でもこの「世界」って、天界のラクガキングダムと、カスカベの人々にとってのカスカベという舞台、二つの意味なんですよ!!!!!!

 

うわ~~~~~。エッモ。

 

そもそものテーマのやばさ

語彙力どうにかしたいよね。

 

結局、この映画の何が一番インパクトあるかって、

子供向け映画でラクガキを推奨していく内容

であるところだと思うんす。

 

大人の都合で押し付けられる創造の自由に疑問を持て! ってメッセージが、深読みなんてせずに直球で投げ込まれてくる。

大人であればあるほど耳が痛くなる補助武装つき。

 

こんなド直球な皮肉を面白くクレヨンしんちゃんの枠に収めてやろうとか考えた制作陣、マジで天才集団なんじゃねえかって震えましたとさ。

 

みろ。

 

 

 

ステマ

クレヨンしんちゃんのみならず、子供向けコンテンツというものは、大人でも楽しめるレベルのクオリティを追求しているものが多いです。

代表と言えるのは、やはりー仮面ライダーウルトラマンというヒーロー特撮二大巨頭でしょう。

そこでこれらの僕の推しを勝手に語ります。

 

仮面ライダークウガ

EPISODE 1 復活

EPISODE 1 復活

  • 発売日: 2015/08/27
  • メディア: Prime Video
 

 

これに関してはクオリティを追求しすぎた結果、マジで子供向けでは無くなっているヤツ。1万人ぐらい人が死ぬ。

それでも主人公である五代雄介は、完全に子供のヒーローとして最高な人物で惹かれる惹かれる。

 

ウルトラマンZ

ご唱和ください、我の名を!

ご唱和ください、我の名を!

  • メディア: Prime Video
 

 

これは記事執筆時点で放映中の最新作。そして最近ノリにノッている仮面ライダーシリーズよりアツい(偏見)ヤツ。

近年のウルトラマンシリーズは、ニュージェネシリーズと言って作品間のつながりが強いのがやや難点ですが、ウルトラシリーズの魅力をこれでもかと詰め込んで、毎話毎話笑って見られて、テーマも深く重い、まさに「特撮オタクの求めたウルトラマン」って感じです。ライダーに胃もたれした人はマジでお勧め。

 

ウルトラマンマックス

ウルトラマンマックス TV COMPLETE DVD-BOX

ウルトラマンマックス TV COMPLETE DVD-BOX

  • 発売日: 2012/10/26
  • メディア: DVD
 

 

これはちょっと古いし、ドマイナーもいいところだし、円谷が本格的に傾いてくる時期の作品なので、全体的に製作側の暗めなムードがにじみ出てるちょっとアレな作品(どれ?)

しかし作家主義を掲げているだけ合って、毎話毎話のストーリーが一本の短編小説かってぐらい文学的。しかもだいたい1話完結。最高。

好きなお話だけをつまみ食いできる稀有な作品。

お勧めは15話の「第三番惑星の奇跡」と16話の「わたしはだあれ?」この2つを見る上で大事なのは、第三番惑星の奇跡の次週の回がわたしはだあれ?であること。温度差で死ね(直球)。

 

 

高専5年間を振り返る 2年生

画像とかなんかないとマジで読みづらいっすね。このブログ

今回も前回までと同様、2年生において僕がやったこと、あるいは僕の日常についてぐだぐだと項目別に書き連ねています。
Twitter飽きてTwitter閉じてTwitter開いてしまったときの暇つぶし程度にご活用ください。

中だるみの2年生

勉学的なお話。

たぶんどこの高専でも言われると思いますが、僕の高専では2~3年生が「中だるみ学年」と呼ばれます。
わざわざ「中だるみ注意!」と題したプリントが1年生の最後に配られるぐらいにはしつこく言われます。

中だるみってそもそもどういうことかと言うと、
「1年生はまだ高専の勉強に慣れないから勉強を頑張る」
「2~3年生である程度勉強の雰囲気をつかんで手を抜いてしまうと」
「4~5年生で痛い目を見る」
という、ただそれだけのあるある話です。

こんな学生間のあるある程度の内容なのに、わざわざ学科からプリントが配布されること自体が、「このパターンで落ちこぼれた該当者が多い」という事実を臭わせてきます。


一方の僕ですが、高専の勉強の雰囲気を掴んだのがだいたい3年生学年末という、クソ遅いもいいところの不器用野郎でしたので、そもそも中だるみの前提条件を満たさないまま2~3年生を過ごしました。

中だるみ回避に、皆さんも「慣れ」を放棄してはいかが?代償としてテストがクソしんどくなります。

ひと夏の青春 Mono-Coto イノベーション

って何ぞや、という方が8割だと思いますので説明させていただきます

www.mono-coto-innovation.com

MONO-COTO INNOVATIONは、デザイン思考を学ぶ中高生による
創造力を競い合う舞台です。
様々な困難な状況が生まれている時にこそ自ら考え、
価値を生み出す文化を創るため、
本プログラムを通じて全国の中高生に創造力を育む機会を提供したいと考えています。

何言ってるかわかります?僕は分かんないです。
つまるところ、「学生による本格的新商品企画コンテスト」といった企画です。

高専という学校柄か、企業とか自治体主催のコンペとかは結構募集がかかってる気がします。あんまりそういうのに興味はないのですが、このコンテストは一味違いました。

なんと大手企業がガチの要望を出し
合宿形式で商品企画の授業もあって
優勝すれば企業が本当に商品化を検討してくれるっていう
割とスケールの違う本格的なコンテストでした。もうギラギラです。いろんな意味で大チャンスでは???と飛びついて参加しました。

最初の参戦

これは完全に記事の構成ミスですが、このモノコトイノベーション、1年生の時にも出場しました。
2016年度開催の第2回大会、その京都予選会。計3日間の日程。
同じクラスの友人2人と出場し、2日目に両方とも蒸発。唯一残った僕一人が他のチームに寄生する事態となりました。
(蒸発した2人のために補足しますが、奈良県在住の2人が早朝から3日間京都で開催されるこの大会に参加するのは身体的負担が大きかったためです。考えとけよとは思ったけど!)

しかしなんだかんだ寄生先のチームでなんとか奮闘し、予選大会の予選を突破(ややこしい)。
本選出場をかけた3か月後の予選大会決勝のため、日夜プランを修正していました。

……

決勝一週間前ぐらいにメンバーが蒸発しました。んで負けました。ってのが1年生の時のモノコトイノベーションでした。

最悪な後日談として、蒸発した一人が何食わぬ顔で高専祭に来て僕に挨拶してきたなんてことがありました。

2年生のリベンジ

.........という夢を見たので、悔しいので翌年のリベンジです。

17年度の第三回大会は、やっぱりややこしかったのか「予選の予選→予選の決勝→本選」から「予選→本選」の形式に。選ってゲシュタルト崩壊するね。

しかしそのせいで、地方予選大会は廃止となり、7日間ぶっ通しの東京大会のみとなりました。しかし旅費全額負担。やる気十分。日程がコミケと被ったこと以外に憂いはなく、17歳の貴重な夏、青春本番を全てぶつけてやろうと。そして予選2位で負けました。

ということで、僕の青春はあっさり終わりました。あっさり書いた。


これは独り言ですが、16年大会のときに「来年も京都でやって!」と主催に言ったら「その予定してるよ!」と言われて、実際は東京のみであったり、17年大会でも「京都でやって!」と言って「来年はその予定!」と主催が言って次年度大会も東京のみだったので、そこそこな不信感を覚えたのと、何年たっても公式Twitterの発信力がなさ過ぎて一抹の不安を覚えたので、18年度大会の参加は見送りました。

テキサンとの出会い

奈良の人には説明する必要はないでしょう。

我らが奈良高専には、なんと飛行機があります。

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指が入ってる画像しかなかった

T-6Gテキサン練習機です。

どういう飛行機か気になる人はググってください。僕に語らせると1時間は話します。冗談ではなくマジで語ります。

この何の変哲もないオンボロ飛行機が、僕の以降の人生を変えたと言っても過言ではありません。そのお話が本格的になるのは次年度以降ですので、次に書こうと思います。

僕が初めて高専祭に行った中2ぐらいの頃に初エンカして、そりゃもう大興奮。

僕は軽度のミリタリーオタクなので、まさか自分が志望する学校に、自分の好きな部類のものが置いてあるとか、もうテンアゲマックスフィーバーです。入学直後、全く興味がないクラスメイトを無理矢理引っ張って10分ぐらい眺めるのに付き合わせたりしました。

しかし僕は電気工学科。この飛行機との接点が全くと言っていいほど皆無。しかもこの当時、校門正面という目立つ場所に置かれていながら、およそ20年間放置されているため、どうすることもできませんでした。

しかしこの年状況は一変。機械工学科の後輩が「なんか修理するプロジェクトやるらしいっすよ」とか言うものだから。以降現在に至るまで、テキサンレストアプロジェクトに関わることとなりました。

2年生のまとめ

勉学そこそこ、部活そこそこって感じで、日常における思い出は正直言って薄めではありますが、イベントごとに関する話題は事欠かない楽しい2年生でした。

今思えば、僕のイベント狂いはここで始まったのかもしれません。

次回、大失態の3年生編 デュエルスタンバイ

高専5年間を振り返る 1年生

家系ラーメンの麺は立派なおかず

きらきらのいちねんせい

きらきらした中学3年間のテンションのまんま、高専に入学しました。僕こと松です。



…突然ですが、皆様は「高専ネタ」をご存知でしょうか。

だいたいこのクソブログを読んでくださっている高専生の皆様は、高専とはどういう場所か、高専生とはどういう人間か、身に染みてご存知かと思います。
とはいっても、高専だの高専生だのは、大きなジャンルを表す言葉にすぎません。実際に中にいる人間や、組織の体形は千差万別。大枠を言葉で表して「あるある」をネタとするのは、もはや味がしないぐらいには煎じた茶。それは承知であえて列挙すると

あたりが代表的に思います。アンサイクロペディアとか見て(丸投げ)


何が言いたいかって?


なんか本筋に関係あるのかって?


はい。正直に白状するとなにかとあれば「これだから高専は」とか思うのが大好きな1年生でした。

愚かですねぇ~~~~!

何が愚かかって、コミュニケーションの手段がそれしかないから、高専ネタに頼り切っていた人間だったというところが愚かです。
ただ、高専という特殊な環境下。その上、県外からの進学であったので顔見知りゼロという環境で、「確実に通じる話題」というものは、初期のコミュニケーションにおける重大な武器であることは間違いなく。ぶっちゃけ高専ネタ自体はなんとも言えませんが、高専ネタに頼り切ったコミュニケーションは愚か以外の何物でもありません。

なにが質悪いかって、高専ネタには淫夢ネタに近しい中毒性があるところ。
実際楽しいので否定しません。肯定もしたくないけど。

とかなんとか言うてますけども。
ぶっちゃけそんなこと、この年になってはじめて言っていい気はします。低学年や、高専に純粋に憧れている中学生にとって、「高専ネタ」や「高専生」という肩書は、新鮮で刺激的なものだし、高専を目指す動機となる場合もあると思うので。


要するに何が言いたいかと言うと、高専デビューミスった。


実際のところ仕方がない(言い訳)

いやだって、ミスったのは仕方ないところもあると思うんすよ(言い訳)

情報の不足

高専に入りたい」との思いだけで6年間勉強頑張った15歳僕。しかしそんな、高校という常道を小4で簡単に捨てる変な奴、流石に周りが止めなかったわけではなく。親なり塾なりに結構いろんな高校をお勧めされました。
大抵のひき留められ方が

  • 高専に入ると人生が工学で決まっちゃうよ」
  • 「自由なことは大学でもできるよ」
  • 「ロボットとかやりたいだけなら高校でもできるよ」
  • 高専は将来や目的が決まってる人間が行くところで、行きたいからで行くと後悔するよ」

てな感じで。もっともな理由と、高専5年生の今になれば「高専生に夢見すぎちゃうか」な理由半々ぐらいな理由で引き留められます。中学で進路決定する時期は、前記事通りそこそこな賢さだったので、そこそこな学校は選べたのですが、そもそも勉強頑張ってる理由が高専に入るためだったので、今更高専以外を考えるつもりは毛頭ありませんでした。

しかしあまりにも言われるので、一応調べはする。ですが、ネットに上がってくる高専生話なんて、大抵武勇伝じみているのしかありません。ちゃんと探せばアレですが。しかし、そこは中学生のリサーチ能力。高専生みんな崇高な目的持った化け物という誤った認識を持ったまま、普通に高専進学決めちゃいます。

先述の通り、高専生と言っても人間千差万別。遂行な目的を持った人ももちろんいますが、8割ぐらいは僕と同じような目的のない人間だと知るのは、入学後少し経ってから。
高専に入学したいだけの一般中学生オタク僕が、実在しない劣等感と戦うために得たいと願ったものが「肩書」といった見える力や、「敵を知っている」という見えない力であることは自然と言えば自然。

前者が「高専生」で後者が「高専ネタ」であったのは、自然な流れだと思います(言い訳)。

県民性

単純ですが、県民性の違いは結構感じました。というか今でも感じてる。
僕の感覚ですが、僕の高専に在学する学生の比率としては

高専の所在する奈良県:隣接する大阪府京都府:その他
5:3:1:1

ぐらいだと思います。ぼくは京都府民です。
しかも、奈良県というのは実質大阪府ベッドタウンのようなもの。
大阪府奈良県の県民性にあんまり差が感じない(両方とも運転が荒い)ため、実質8:1ぐらいの感覚です。

んで、今更過ぎると思いますがマジで大阪と京都は相性さほどよくありません。悪くもないけど。関連して奈良県民とも微妙にかみ合わないな~~~~ってなることが多かったです。今もあるし。

県民性の違いによるズレは正直、高専ネタ常用による失敗と同じぐらいデカい気はします。中学まではコミュ障ではなかった(強調)のですが、マジで県が変わるだけで距離感つかめず、めちゃくちゃ地雷踏んでた気はします。

今となってはなんとかなるのですが、逆に地元のノリを忘れました。ごめんよ地元のみんな。

いい加減まとめる

ず~~~っとデビュー失敗した話しかしてませんが、それ以外に特筆することが無いので許してください。
かっこいいから弓道部に入部したり、奈〇高専電気工学科1年生の鬼門、基礎電気回路に揉まれて痛い思いしたりしましたが、前者は3、4年生のお話でメタクソ書きますし、後者は話題が狭くて深すぎるので別の機会にでも書こうと思います。

基本このブログは備忘録未満の雑記なので、ロクな画像はないし自分が読みやすい文で書いちゃってますが、思いのほか閲覧してくださる方が多いので、今後読みやすい文に努めていこうと思います。

高専5年間を振り返る いんとろ

最近好きなビールは水曜日のネコオリオンビール

高専5年生になりました。

 もう8月ですが、無事高専5年生になれました。
 8月と言っても、今年は例のウイルスで7月末になって通常登校が始まったり、受験勉強で春は毎日おんなじ生活を送っていたりで、結構感覚がバグっています。

 僕のクソブログを読んでくださってる方はご存知かもしれませんが、編入受験スケジュールがコロナで大荒れの中、僕はさっさと推薦で大学を決めました。オンラインで面接試験を受けたのですが、面接の内容の8割が、推薦書や自己PR文に書かれた、僕の高専4年間における活動、勉学、その他もろもろに関しての質問でした。


 んで思ったんですよ


 俺って、実際に高専でなにしたんだろうって


 別に病んでるとかじゃなくて


 最近酒を呑んだら色々と考えるわけですよ。けんきうどうしよっかな~とか、そういやアレ欲しいな~とか、またLiSA紅蓮華謡ってんな~とか。お酒おいしい。その流れで思っただけなんです。

 そういうときはまとめるのが一番!雑記は雑記らしく、備忘録としゃれこませていただきます。
 例によって文才はないけれど、コント的なノリで軽~く読めるものにしていこうと思うので、時間を無駄にしたいときに読んでいただけると幸いです。

高専を志したきっかけ

 僕はガンダムが好きです。

 血筋から筋金入りのオタク一族なので、親父が普通にリビングでアニメを見てます。部活終わって帰ってきたらまどか☆マギカ流れてた時はさすがに衝撃だったけど。
 そんな家なんで、小学一年生のときに見てしまった「機動戦士ガンダムOO」で、道を踏み外しました。
 08小隊とかMS IGLOOが大好きなキッツい小学生が6年間で醸成されてしまいます。というかガンダム好きな友達が当時からいたりガンダム好きを容認する血筋が悪い

 そんなガキがガンダムダンボール戦機(当時流行)にうつつを抜かしていた小学4年生のころ、あまりにも頭が悪いので親に近所の個人経営の塾にぶち込まれました。そりゃそうだ。

 その塾ですが、ただの住宅街にあるただの家のおばさまが客間で小学生に教えてるといった体の、塾と言うより寺子屋な感じの場所だったので、色々とアットホームな場所でした。(備忘録なので本当に忘れないうちに。つたい先生、本当にありがとうございました。)
 その寺子屋の先生に「ロボットが好きなら、ロボコンとかやってる学校に行ったらいいじゃない」とおすすめされ、「ぼくもろぼっとつくる!!!!!!1」と高専を志しました。


 小4で


 高専どころか普通の高校も知らないガキが


 高専と決めちゃいました。


 はい。アホですね。仕方ない。だってガンダム好きだったから。ロボット作れる学校とか憧れるに決まってるじゃないですか。結局ロボコンやってないですけど

 しかも、その寺子屋の先生が高専をおすすめできたのは、先生の息子さんが高専生だったからなのですが、息子さんは3年生で高専やめて大学いってるっていう、いやすごいな~(オブラート)!
 まあ、その話を聞いても「へ~!」ぐらいにしか思わなかった僕も僕ですが。

そんなこんなで、齢10にして、高校受験を捨て高専へ飛び込むことをガノタは決意したのでした。

高専受験6年史

 さて、ガンダムエイジはよく理解できなかった10歳の限界ガノタ。大嫌いな勉強を始めます。
 このときは割とアホです。今でもアホですが。
 小学生の勉強なんてクソしょうもない思いでしかないのではしょります。寺子屋のみんなでスイパラいったとかそんな程度。

 さて本番は中学の3年間です。
 小6で、京都府下ではトップクラスの高偏差値高校入学者を輩出する〇進とかいう塾に入ります。この時は寺子屋効果でアホからアホじゃない程度になってたのでなんとか特進コースっぽいのに入れました。

塾のせんせー「ところで松君は高校どこに入りたいの?堀川高校京都府で一番賢い公立)とか?」
ガノタ高専です!」
塾のせんせー「は?」
ガノタ高専です!」
親「高専なんです…」

 偏差値はそこそこ高い微妙な難関校なのに、合格実績としてカウントできない学校を志望したコスパの悪いアホを合格させてくれて、〇進ありがとう。マジで。あきな先生ありがとう。マジで。

 そんなこんなで、難関高校を目指す賢い中学生たちと一緒に、3年間に及ぶ受験がスタートしました。中一の最初の数学のテストで38点とか叩き出したりとかしたけど、頑張って勉強しました。

 中学生生活の話しとかしても本筋に関係ないのではしょります。そんなこんなで合格しました!やったね!6年間死亡しただけあって感無量だ!

だがしかし

 高専への入学を決めた僕。この当時の僕の学力いついて、客観的な説明を行います。

  • 僕の志望した(現在在学している)高専は偏差値60ちょいぐらいと、どちらかと言えば賢い学校
  • 僕の中学校では、京都府公立御三家と呼ばれる賢い高校を目指す人以外ではトップクラスで賢かった僕
  • どアホな小4から、高専に入るためだけに勉強を頑張り、実際結構な努力を経て高専に入学した僕

まあつまるところ、地元ではガチ勢を除けば結構賢い部類で、天才ではないが努力型で志望を勝ち取ったキラキラ中学生だったわけです。自信満々です。






このクソブログを読んでくださっている方は、大抵高専生だと思います。


高専生ならお分かりかと思います。


高専、意味不明な方向に突き抜けたタイプの天才の巣窟であることを。


その若干伸びた鼻をへし折られるのは、翌年になってから。

高専運動部と高体連についてお気持ち表明

対面授業再開が延期でつらいです!名乗りはスキップします!

さて、先日、奈良高専野球部が高体連の県大会に、奈良高専自体が対面授業を再開していないので参加できないこととなり、野球部がTwitterとかで声をあげていた件はご存知の前提で進めさせていただきます。

結果的に、野球部が出場を断念ということで決着がついたみたいです。

高体連高専運動部の結びつきの問題が顕著に出た出来事だったと思います。私は弓道部として結構がっつり部活動やってましたが、当時から高専と高校と大学の違いは結構感じていました。

…ということで、今回のぼやきは「高専運動部と高体連について」とは名ばかりに、高専生でTwitterばっか見てる人特有の炎上祭りでお騒がせしたことに対する謝罪と、本件に関する私のお気持ち表明の整理と論点の整理を行わせていただきます。

謝罪

ここ数日うるさくて本当申し訳ありませんでした。

一昔前はTwitter芸人としてめちゃくちゃうるさくしていた黒歴史を恥じ、そこそこ平和なTwitterをここ1年半ぐらいはできていた気がするのですが、今回はちょっと黙っていられなかった。

反動でしばらくは日常系TwitterするTwitter辞めろって話ですが)、と思いますが、まれに発作的に最悪なTwitterをすると思うので、本当にミュートなりブロックなりしてくださって結構です。みんなも平和なTwitterしよう!

あ、そして忘れちゃいけない謝罪、

空リプした皆さんごめんなさい!

はい、今回の出来事において、僕の目的上めちゃくちゃ皆様を煽り倒しました。ごめんね。

ということで、今回の件における誤解と僕の目的の言い訳を書き連ねます。けじめけじめ。

本件におけるお気持ち表明の整理

先に謝ったあとだと言い訳がましいなあ。

でも、Twitterで最悪な空リプ合戦しているときに、論点というか、私のお気持ちについて正しい理解がされてなかったような気がする(説明不足は無いと思っている)ので、この記事でけじめってことで。だって終わった話題だし。

まず、野球部が「参加できないのはおかしい!参加させろ!」と声をあげた件について、僕は一貫してええやん、がんばれ程度にしか思っていません。
理由は単純に、 言っていることは筋が通っているので理解できるから。

実際、この件だけに言及したツイートは

ぐらいだったはず。
いろいろやかましかったですが、そのお話に関して突っ込んだのはこれぐらいのはずです。

このお話に関するいろんな人のツイートで、特に目についたのは

  • 実現性に関するツイート(練習時間が足りない、対面授業の開始すらわからないのに練習できるわけがない他)
  • 野球神聖視に関するツイート
  • 勉学と部活動の優先度に関するツイート(学校あっての部活、部活あっての学校問題)
  • 主張の手法に関するツイート(Twitterで言う必要ある?等)

あたりが多かったように思います。

僕は個人的な性格の問題で、「…それ、論じたところでなんになるんだ?」ってなります。なりませんか?
だって、実現性とか、それは実際当事者である野球部と学校が協議する問題であって、部活動の野球における専門家でもない僕たちがいくら論じても仕方なくないですか?
野球神聖視とか、わりと今回の件と無縁じゃないですか?これ別に高体連の試合に出ている部活ならどこでも起こる問題だと思います。
学校あっての部活とか、部活あっての学校とか、わりと脱線してるんじゃないでしょうか。
結局Twitter上ではどうあがいても外野なので、わかってることといえば「野球部が高体連の試合に参加したい」ことのみであるので、「参加したい意思に対してわかる/わからない」、「参加させてくれない学校に対して理解できる/理解できない」程度しか言えないと思っているので、本当にこの件に関して言及したのは上記のアレだけとなってます。

じゃあ残りのやかましいツイートは何だったかというと、ヘイトずらしと燃料投下です。

論点と目的の整理

なぜヘイトずらししたかったかはおいといて、論点の整理行きたいと思います。

ぶっちゃけ、↑で箇条書きにした関連ツイートは、個人的な問題で「無意味じゃね?」と思うだけなので、知りえないところを想像して自分の考えを述べるって普通のことだと思います。普通の炎上だと思います。

ですが、時間がたつと野球部が声をあげること自体を批判するツイートもそこそこ見つけました。しかも高専関係なさそうな人もいた。

めっちゃ腹立ちませんか?

そう、めっちゃ腹立ったんですよ。

やり方の良し悪しとか、そういうのはマジで知らないですが、目的があって声をあげる人やその行い自体を批判するってくっそダサくねえですか?

なんとしても、主張できる人たちがTwitterでネチネチいうだけの人間に潰されてほしくない(といっても野球部の人結構強気だったから)ので、ヘイトを買おうと思いました。

と、いうことでいろんな人のツイートに対する空リプをしてました。

誰にも頼まれていないし迷惑ばっかかける戦い

はい、ということで関連ツイートに空リプして炎上の対象を僕に向ける作戦を始めました。最低ですね。
この際、特によくTLに流れてきていた学生会執行部の人達のツイートに対する空リプが半分ぐらいになりました。マジでごめんね。
一応言っておくと、僕は別に野球部にも学生会執行部にも特段敵意も忖度もありません。ついでに興味もありません。単純に声をあげる人がよくわからない屁理屈で色々言われるのが嫌なだけ。

さて、この作戦における勝利条件は以下となります。

  • 炎上を継続させる
  • あらゆる関連ツイートを僕のツイートに関する空リプにさせる。
  • 本当に賢い人が的を得たor手堅いツイートをするのを待つ

です。炎上を継続させるに関しては、ヘイトを僕に向ける意味もありますが、やっぱり野球部には出場してほしいので、ワンチャン燃え続けたら学校がおれるんじゃないかという淡い期待も半分ぐらいあります。最低ですね。
あらゆる関連ツイートを空リプにさせるのは、単純に敵を僕と誤認させるためです。そもそも敵という概念のない今回の件について、野球部が敵みたいな扱いになるのとても個人的に嫌なので。
本当に賢い人が来るのを待っていたのは、終息の決定打が必要だったからです。完全に他人に終息を丸投げする形で最低です。

と、いうことで段階的に条件を満たしていき、元からのクソTwitter運用気質が幸いして、野球部に対する攻撃的な意図を持たない人のヘイトまでもを得ることができ、本日の不参加決定ということで終わりました。

改めて

ごめんなさいでした

元から僕の持つ最悪なTwitter気質を徹底的に利用したっぽい書き方してますが、実際最悪なTwitterしていただけです。

炎上とはいかないまでも、最悪なTwitterは簡単にできるから、真似はしないでください!
今回のお話に関してはこれ以上特に何も言いませんので、煮るなり焼くなり好きにしてください。インガオホーインガオホー

全然苦労してない大学編入体験談【三重大学工学部電気電子工学コース】

2021/4/22 追記

先日よりアクセス増加していてなんでじゃい思っていたら、大学が編入募集要綱公開したんですね。

受験生の皆様、紛らわしいタイトルでごめんなさい。肝心の三重大電電編入に関する情報は皆無です。内容としてはほとんど受験全体の体験談です

これからの受験生活、こんなことしてた人もいたんだな〜程度の、反面教師程度に見ていただけると幸いです。

 

 

お久しぶりでございまし。

 

題にもある通り、先日三重大学工学部電気電子工学コースの推薦編入学に合格いたしました。松です。

どうやら高専界隈では、体験談を書くまでが編入学らしいので(?)

全然更新していない当ブログですが、先人に倣って(?)僕もタラタラ体験談書いていこうと思います。

 

ここで注意なのですが、僕の編入受験は全くと言っていいほど苦労していません。まじで。

 

流石に努力ゼロではないですが、あんまり参考になるようなものではないです。まじで。

 

受験の参考にしたいとかいう変人がいれば、最後のまとめと受験生に向けてだけ読んでください。

 

1年〜3年

入学時から3年生までの僕の成績ですが、客観的に見て中の上だったと思います。

総合成績がだいたい70後半〜80でうろうろ。

ただし、運悪くなのか運良くなのか、同期の上位がアホみたいに賢い。

そのせいで、席次が常にクラスのど真ん中(比喩抜き)、僕の平均成績点=クラスの平均成績点(比喩抜き)で、ミスターアベレージなるあだ名がつきました(比喩抜き)。

このミスターアベレージがのちに響くこととなります。

 

4年

僕の高専では、編入学の推薦試験を受ける許可を得るための、成績の要件があります。

この計算式が微妙に複雑で、

 

1年と2年の平均+3年+4年×2の成績平均が80点以上

 

を満たせていれば、推薦を受けさせてもらえるわけです。

 

さて思い出してください。

ミスターアベレージ君、微妙に推薦狙える範囲ですね。

 

貰えるものなら貰いたい。楽して大学行けるなら行きたい。

自然な道理ですね。

ということで、めちゃくちゃ頑張りました。テスト、めちゃくちゃ頑張りました。

後期中間だけ息切れしてミスターアベレージになりましたが、めちゃくちゃ頑張ってなんとか推薦をもらえました。

4年生の最終成績が86点だったはずです。

 

…それでも、僕のクラスめちゃくちゃ賢いんですよ。4年生になり、今まで対して頑張っていなかったような人が頑張りだして(お前が言うな)、1点差で順位が3位は落ちるとか言う魔境になりました。その結果、席次は上位1/3止まりになりました。

 

志望先の決定

なんですが、これが一番やばかったです。

全然決まんない。

 

通常、進路決定は4年の夏〜秋までに決まっていればいい、と言われていますが、これはちょっと違うと思います。

結論だけで言うと、

• 賢いところを志望するなら3年で決める

• そうでないなら4年秋で間に合う

です。

これをしないと何が起こるかと言うと、僕の実例ですが

5年4月の段階で第一志望を諦める

という悲劇が発生します。僕の場合は後述して結果オーライですが、普通そんなことはないと思いますので絶対しっかり計画立ててください。

クソ長いから分割。

 

当初の志望先(4年生の夏前まで)

まず、高専から進学するとなると専攻科か大学編入となるのはご存知かと思います。

進路決定の段階では、専攻科を選ぶ強い理由(後述)が無かったので、大学編入一本で考えていました。(松一族の意向が大きいのもありますが。)

高専からわざわざ私学を選ぶ理由も無いので、これもメインからは除外しました。

ということで、当初は近畿圏の国公立大として大阪府立大、第二に専攻科、第三に同志社大学としています。

 

…専攻科と同志社大学をした二つに据えた理由は今も変わらないので、先に述べると

専攻科

  • 最終的に大学院まで見据えているので、大学がコケても院を目指せるから
  • 環境を大きく変えることがなく学習、研究を継続できるから
  • 安い。

同志社大学

  • お金がある。
  • 通学圏(地元的に)
  • ネームバリュー
  • 就職に強い。

です。ぶっちゃけ第二、第三以下はメタな理由で選んでいいと思います。

 

志望先の変更(4年生11月)

編入希望生、とくに僕と同じ高専の人は口煩く言われていると思いますが、目的なしで編入するのはやめといたほうがいいです。

大学生活がしたいからとかじゃなくて、何がしたい(学びたい)から、という強い目的がないと、受験の段階でしんどくなってロクに勉強せずに結果大学落とします。そんな先輩を一人二人どころじゃなく見てきました…。

 

とか言いますが、僕の編入理由もどちらかと言えば希薄でした。勉強を続けたい!って言うのは嘘偽りありませんが、別にずっと勉強してたいわけではなく、メタ的な理由も多分に含まれてます。そしたらそんな気配を先生に察されたのか、「もっと目標持って大学を選びなさい」と怒られました。

ここで僕は自分の大学選びが甘いのではないか?と思い、他のクラスメイトの志望先を聞きます。

 

北海道大学

筑波大学

 

そうです。賢いんです。うちのクラス。

ここで、僕は「ひょっとして、高専の大学編入ってそこそこ名門を目指すものなの!?」と思いこみ始めます。

そして迷走が始まりました。とうとう東京まで新幹線で行ってしまうほどには迷走しました。詳しい過程は省きますが、最終的に旧帝大除けば最高の一角である電気通信大学を目指すことになります。

 

電通大受験(4年11月〜5年4月)

さて、今の僕のレベルでは明らかに難しい電通大。正直11月段階から受験を志すにはあまりに無謀です。

でも先人のお伝え通り、先生の言う通り、電通大を志望している期間は明らかに勉強に身が入りました。今思えばそうですよね。落ちた時目も当てられませんが、受かるとそこそこハイレベルですし。

流石に一般一本だと怖いですが、推薦も受けれると自信も違いますので、受験勉強だけでなく成績稼ぎも頑張りました。

その結果、学内推薦の基準が満たされたのは先述の通りですが、、、、

電通大の推薦受験基準を満たしていませんでした。

 

電通大の推薦受験基準に、「席次平均が上位20%以内」という項目があります。

 

思い出してください。

 

僕はミスターアベレージです。

 

一番頑張った4年生の席次平均でも上位33%です。この時点で推薦が受けれないことがわかりました。この時がだいたい2月末です。

 

この時はまだ一般受ける気でした。ですがこの後コテンパンに現実を見せられます。

もう箇条書きにしちゃおう。グダだし

  1. 11月に変更したため、情報が完全に不足している
  2. 3〜5月に毎月予定されていた編入説明会がコロナで全部中止
  3. 試験日のスケジュールがめちゃくちゃ悪く、受験すると他の試験がほとんど受けられなくなる可能性が判明
  4. ↑により、受験した場合せっかく得た推薦権が使えない
  5. コロナ禍で自習の質がめちゃくちゃ低下した

 

…という散々な状況になり、最終的に受験を諦めました。詳しく説明していきましょう。

  1. について…自業自得だが、11月の説明会と文化祭に直接出向いたのでさほど大きくはない
  2. について…上述通りだが、モチベ低下にがっつり関わった。
  3. について…完全に急な志望先変更によるスケジュールの矛盾が原因。現在はコロナ禍の影響でリスクなく受験できるが、当時はまだお先真っ暗。
  4. について…推薦権使えなければ、完全に4年の1年間が無駄になり本末転倒。他のいい大学を低リスクで進学できるメリットを捨ててまで電通大を選ぶメリットがない。
  5. 正直僕は悪くないとおもっている。数少ない県外から通っている学生なので、勉強会しようにもしんどい。定期券も切れた。

 

完全に見通しが甘い。言い訳しようがない。が、コロナの影響も大きい。先に渡る見通しが不透明な中で、リスクの高い選択をするのが賢い選択肢とは言えません。

ということで、指導教員の先生と相談したりして、最終的に諦めることになりました。

 

三重大学受験(5年4月〜6月)

突然三重大学出てきました。

完全に記述していないだけなのですが、電通大を志望する前に、大阪府立大から三重大学に変更していて、電通大志望後も第二希望にはずっとありました。

これが、先に述べた「結果オーライ」ポイントです。

つまるところ、本来の志望先に戻ってきただだけです。

そのため、電通大を諦めたことに関してはほとんどノーダメージでした。おそらく常人は心折れてるんじゃないかな…

一応、三重大学の志望理由を挙げておくと、

  • 専攻である通信系に興味のある研究がある
  • 近畿圏にほとんどない「オーソドックスな工学部」がある
  • 自分のレベルに合っている
  • マンモス校で複数学部が一つのキャンパスにあるので、高専で培ったコミュ障をぶっ壊しに行ける

という立派な志望動機です。

 

さて、肝心の受験ですが、理工学系の編入試験は5〜7月がほとんどで、5月で募集が始まります。

しかし、このコロナ禍。5月時点では、殆どの大学が試験実施日未定となっている前代未聞の状況でした。(書いてる現段階で、三重大学工学部の一般入試はまだ未定です。)

そんな中、面接試験だけの推薦入試はなんとzoomで行うとのことで、例年通りに行われました。

 

試験官の方々に志望動機を聞かれた後は、プロフィールや推薦書に書いてある内容から、質問を受けるという極々普通の面接。

試験官の方々が全くと言っていいほど厳しい雰囲気が無く、終始和やかに談笑をしていた感じで、20分程度で面接が終わりました。

 

で、ドキドキの10日間を経て合格発表があり、合格しました。

 

まとめ

完全にぶっちゃけてしまうと、僕の受験というのは、

元々他の大学を志望していた学生が、先生や環境に流された結果、名の通っている大学の夢を見るが、非情な現実によって元の志望に戻ってきた

ことになります。

しかも、ここまでだらだら書き連ねておいて、実際にやったことといえば

推薦獲得のためにしたテスト勉強&面接

です。こんなん日常の延長です。

僕の高専の専攻科の推薦試験が、コロナの影響で書類面接だけになったので、これに受験して合格している人たちが一番なにも苦労をしていないのですが、僕も大概楽して進路決めた部類です。

 

未来の受験生に向けて

完全に持論ですが、大学を選ぶ際には、同級生も先生も鵜呑みにしてはいけません。

完全に根に持ってますね。悪いのはどう考えても僕ですが。

 

そして、やりたいことなんてバッチリ決めなくていいです。

自分が何をしたいのかとか、わからない人の方が多いと思います。僕も今は電波がやりたいですが、それはあくまで「大学でやりたいこと」であって、今後生涯続けていきたいわけではないです。

今ほんとにたまたま偶然何に興味があってとか、何が出来るから、程度でないと病みます。

ただ、自分の選択には責任を持ちましょう。グダグダしたり後悔したりします。

現に右往左往しまくった僕の受験ですが、自分はこの結果に満足してます。といってもまだ入学すらしてないんですが。

 

それと一番大事なのは、さっさと決めてブレないこと手段を選ばないことだと思います。

ここまで読んでくださった人なら、僕の心から出た言葉であることがわかると思います。

 

総評として、僕の心の弱さが顕著に影響した受験だったと思いますが、いい結果といい気づきが得られたので、トゥルーエンドって感じでした。俺のキャンパスライフはこれからだ!

 

 

 

外に出たい。

外に出たい。

とにかく外に出たい。

 

いやそれだけなんですよ。本当に。

 

なんだこの質の悪い人生の夏休み。

 

外に出させてくれよ。

 

外に出たいだけなんだよ。

 

外に出させてくれ。

 

お前ヒッキーインドアオタクなんだから苦じゃねえよってか?

 

それでも外に出たいだよ。

 

分かってる。一般人よりかは引きこもりが全然苦じゃない人間なのはわかってる。

 

それでも出たいんだよ。

 

というか引きこもりを一緒くたにしてねえか。

 

引きこもりとして生まれてきた人間は数ヶ月耐えれる異次元生命体であってオタク側な趣味してる人間全員引きこもりって訳じゃねえんだよ

 

引きこもりとして生まれてきた人間は才能なんだよ。

 

その才で生まれてきた人間が適合できる生き方がサブカル趣味とかゲーマーになるんだよ。

 

なんの話だよ。

 

外に出たいだけなんだよ

 

外に出たいだけだよ。

 

ほんともうう外に出たいだけなんだよ。

 

温泉ならギリギリ理解できる。サバゲーフィールドもまあ分からなくもない。キャンプ場まで閉鎖ってなんだよ。

 

業界の悪口じゃない。むしろ俺よりしんどい方々だから頑張ってほしい。

 

でも遊びたいんだよ。

 

でも温泉行きたいしサバゲーしたいしキャンプ行きたいんだよ。

 

外に出たいんだ。

 

俺は外に出たいだけの現代社会が産んだ悲しきモンスターだ。(?)

 

早く終息してほしいとかは特に思わない。だって受験だし。

 

今 外 出させろ

 

バイトや買い物だけでは無理だ

 

俺の外出は必要火急の不要不急外出だ(?)

 

外に 出たい

 

たぶんねずこが飢えを我慢するのと同じぐらい我慢してるよ(そんな訳ない)

 

外に出たいんだ

でたーい。

 

シャミ子が悪いんだよ。