隙あらば自分語り

備忘録で雑記です。思想のゴミ箱です。自己顕示欲性廃棄物最終埋め立て処分場です。

高専5年間を振り返る 2年生

画像とかなんかないとマジで読みづらいっすね。このブログ

今回も前回までと同様、2年生において僕がやったこと、あるいは僕の日常についてぐだぐだと項目別に書き連ねています。
Twitter飽きてTwitter閉じてTwitter開いてしまったときの暇つぶし程度にご活用ください。

中だるみの2年生

勉学的なお話。

たぶんどこの高専でも言われると思いますが、僕の高専では2~3年生が「中だるみ学年」と呼ばれます。
わざわざ「中だるみ注意!」と題したプリントが1年生の最後に配られるぐらいにはしつこく言われます。

中だるみってそもそもどういうことかと言うと、
「1年生はまだ高専の勉強に慣れないから勉強を頑張る」
「2~3年生である程度勉強の雰囲気をつかんで手を抜いてしまうと」
「4~5年生で痛い目を見る」
という、ただそれだけのあるある話です。

こんな学生間のあるある程度の内容なのに、わざわざ学科からプリントが配布されること自体が、「このパターンで落ちこぼれた該当者が多い」という事実を臭わせてきます。


一方の僕ですが、高専の勉強の雰囲気を掴んだのがだいたい3年生学年末という、クソ遅いもいいところの不器用野郎でしたので、そもそも中だるみの前提条件を満たさないまま2~3年生を過ごしました。

中だるみ回避に、皆さんも「慣れ」を放棄してはいかが?代償としてテストがクソしんどくなります。

ひと夏の青春 Mono-Coto イノベーション

って何ぞや、という方が8割だと思いますので説明させていただきます

www.mono-coto-innovation.com

MONO-COTO INNOVATIONは、デザイン思考を学ぶ中高生による
創造力を競い合う舞台です。
様々な困難な状況が生まれている時にこそ自ら考え、
価値を生み出す文化を創るため、
本プログラムを通じて全国の中高生に創造力を育む機会を提供したいと考えています。

何言ってるかわかります?僕は分かんないです。
つまるところ、「学生による本格的新商品企画コンテスト」といった企画です。

高専という学校柄か、企業とか自治体主催のコンペとかは結構募集がかかってる気がします。あんまりそういうのに興味はないのですが、このコンテストは一味違いました。

なんと大手企業がガチの要望を出し
合宿形式で商品企画の授業もあって
優勝すれば企業が本当に商品化を検討してくれるっていう
割とスケールの違う本格的なコンテストでした。もうギラギラです。いろんな意味で大チャンスでは???と飛びついて参加しました。

最初の参戦

これは完全に記事の構成ミスですが、このモノコトイノベーション、1年生の時にも出場しました。
2016年度開催の第2回大会、その京都予選会。計3日間の日程。
同じクラスの友人2人と出場し、2日目に両方とも蒸発。唯一残った僕一人が他のチームに寄生する事態となりました。
(蒸発した2人のために補足しますが、奈良県在住の2人が早朝から3日間京都で開催されるこの大会に参加するのは身体的負担が大きかったためです。考えとけよとは思ったけど!)

しかしなんだかんだ寄生先のチームでなんとか奮闘し、予選大会の予選を突破(ややこしい)。
本選出場をかけた3か月後の予選大会決勝のため、日夜プランを修正していました。

……

決勝一週間前ぐらいにメンバーが蒸発しました。んで負けました。ってのが1年生の時のモノコトイノベーションでした。

最悪な後日談として、蒸発した一人が何食わぬ顔で高専祭に来て僕に挨拶してきたなんてことがありました。

2年生のリベンジ

.........という夢を見たので、悔しいので翌年のリベンジです。

17年度の第三回大会は、やっぱりややこしかったのか「予選の予選→予選の決勝→本選」から「予選→本選」の形式に。選ってゲシュタルト崩壊するね。

しかしそのせいで、地方予選大会は廃止となり、7日間ぶっ通しの東京大会のみとなりました。しかし旅費全額負担。やる気十分。日程がコミケと被ったこと以外に憂いはなく、17歳の貴重な夏、青春本番を全てぶつけてやろうと。そして予選2位で負けました。

ということで、僕の青春はあっさり終わりました。あっさり書いた。


これは独り言ですが、16年大会のときに「来年も京都でやって!」と主催に言ったら「その予定してるよ!」と言われて、実際は東京のみであったり、17年大会でも「京都でやって!」と言って「来年はその予定!」と主催が言って次年度大会も東京のみだったので、そこそこな不信感を覚えたのと、何年たっても公式Twitterの発信力がなさ過ぎて一抹の不安を覚えたので、18年度大会の参加は見送りました。

テキサンとの出会い

奈良の人には説明する必要はないでしょう。

我らが奈良高専には、なんと飛行機があります。

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指が入ってる画像しかなかった

T-6Gテキサン練習機です。

どういう飛行機か気になる人はググってください。僕に語らせると1時間は話します。冗談ではなくマジで語ります。

この何の変哲もないオンボロ飛行機が、僕の以降の人生を変えたと言っても過言ではありません。そのお話が本格的になるのは次年度以降ですので、次に書こうと思います。

僕が初めて高専祭に行った中2ぐらいの頃に初エンカして、そりゃもう大興奮。

僕は軽度のミリタリーオタクなので、まさか自分が志望する学校に、自分の好きな部類のものが置いてあるとか、もうテンアゲマックスフィーバーです。入学直後、全く興味がないクラスメイトを無理矢理引っ張って10分ぐらい眺めるのに付き合わせたりしました。

しかし僕は電気工学科。この飛行機との接点が全くと言っていいほど皆無。しかもこの当時、校門正面という目立つ場所に置かれていながら、およそ20年間放置されているため、どうすることもできませんでした。

しかしこの年状況は一変。機械工学科の後輩が「なんか修理するプロジェクトやるらしいっすよ」とか言うものだから。以降現在に至るまで、テキサンレストアプロジェクトに関わることとなりました。

2年生のまとめ

勉学そこそこ、部活そこそこって感じで、日常における思い出は正直言って薄めではありますが、イベントごとに関する話題は事欠かない楽しい2年生でした。

今思えば、僕のイベント狂いはここで始まったのかもしれません。

次回、大失態の3年生編 デュエルスタンバイ