隙あらば自分語り

備忘録で雑記です。思想のゴミ箱です。自己顕示欲性廃棄物最終埋め立て処分場です。

【完全】1年間自炊した【勝利】

去年一人暮らし始めるときに親から言われたんすよ。

「どうせ外食ばっかでそんなに自炊しないだろう」って。


いえ~~~~~~~い

いえ~~~~~~~い

いえ~~~~~~~い

168食作ったったわ~~~~~~~~~~~~~~~~w


一人暮らしの自炊について駄弁り

ということで完全に普通に自炊してました。

というか一人暮らし始める前も、両親共働きなのでコロナ禍のオンライン引きこもり期に普通に料理してたんで。好きだし向いてるしなんの苦も感じないどころかいい気分転換レベルで永遠に飯作ってましたよ。

168食と言っても、一回で2~4食分作るし、昼も基本自炊してるし、朝もちゃんとパン焼いて食ってるので。外食や飲み会は週一とかなので、日常の食事はほぼ自炊だった。

学年が変わって、オンラインも無くなり、ブラック研究室生活が始まった以上、多少生活習慣も変化するだろうけど、今のところ普通に作っている。

おかげで完全に親のドン引きをゲットし、帰省や仕送りで物資補給を受けた際はほぼ毎回新しい調理器具を頂いている。

これは貰ったデカい鍋。カレーとか一回でルー使い切るレベルで作るので、帰省時に鍋を要求したら納戸から出てきた。

これは親じゃないけど今日いただいた誕生日プレゼント。
hokuro510.hatenablog.com
一年経ったんだね。こっわ。

定期的に本ブログに登場する(はず)のプレゼントと称して俺に創作活動を強制するお兄さんの仕業。今回はニコ動に料理動画あげたらそこそこ伸びたのをいいことに「動画から逃げるな」との意思表示を頂いた。ありがとうございます。


キッチンがゴミ

たぶん1500サイズ。これよりちっさいキッチンあるの?人権無いよ?

まじでよ。日立のミニキッチン。アパートでよく見るあのキッチン。本当に使いにくい。

ダメポイント上から下まで右から左まで全部突っ込む。

  • コンロ。

なんで一口なんだよ。なんもできん。

  • 流しとコンロの間のスペース。

狭い。まな板もはみ出すのほんと草

  • 流し。

狭い。S字型の排水じゃなくてワンカップなので微妙に臭い。あとあの古い水栓大嫌い。硬いし水量調整できない。給湯器もゴミなのでお湯の水量が湧水レベルになるのストレス。

気が狂うレベルで嫌い
  • 食器乾燥スペース。

これ考えた奴マジで一回問い詰めたい。流しの上に配置することで、落ちた水が流しに落ちるのは賢いと思う。だけど流しの範囲を超えて拭くのが面倒なうえにカビやすい隙間に水滴が落下するの致命的欠陥だろ。
しかも流しに直接水が落ちるの、賢いようにみえてトラップで、洗い物やっている最中に上から水滴り落ちてくるのかなりストレス。水滴って拷問になるの知らんのか????????

  • 戸棚。

なんで下水と分離してない上に仕切りもないんだよ!マジで臭いんだよ!
あまりにも臭いから自分でDIYして下水空間に触れないように分離したし消臭剤を3つぐらい置いた。今でも多少匂う。


とまあ、日立のミニキッチン。話を聞いた自炊ユーザー全員満場一致の不評なので絶対に選ばないでください。


記憶に残る料理

いくら自炊好きといっても、あくまで「生活の延長上にある料理」が好きなので、やたらめったらこだわる料理あまり好きじゃないんですよ。洗い物増えるし。洗い物増えると日立ミニキッチンに切れ散らかして却ってストレスなので。

でも毎日毎日飯を作ってる時間も暇もなければサボりたい日もあるので、だいたい~4食作ってしばらく同じものを食っている。それが苦にならない人種なので...

たまに2種類作って交互に食ったりもするけど。

なのでバリエーションはだいたい固定というか家庭料理然とするけど、たまに変なもん作りたくなる。なので紹介する。


豚キムチってとりあえず豚とキムチとめんつゆぶっこんで炒めればいいのでなんにも思いつかない日は重宝している。デビュー戦でウマ娘2期見ていたのでガチ泣きし未だに食べると思いだす。


自炊星人であることを親に初めて報告した際、若干半信半疑だったのを黙らせた画像。流石にここまでやるとは思っていなかったらしくドン引きしていた。学生諸君、簡単だよローストビーフ

  • 定期ステーキ


定期的にステーキ焼いて食っている。あまりにもよすぎるので月一開催しようと思っていたが、月末の肉のために他の食事を絞るより普段の食事に金かけたほうがいいことが分かり、四半期開催程度に落ち着いている。肉は意外にもメガドンキが一番旨い。

  • 2kg唐揚げ


画像は氷山の一角で、あと倍ある。当初は1kgの予定だったが、間違えて2kg分の衣作ってしまったので、2時間かけて2kg揚げた。業者?
ちなみにこの時使った唐揚げの素、めちゃくちゃ旨かったのだが、この時以来再会できておらず、二度と再現不可になっている。

  • 半尾ぶり大根


クソデカ大根を10本ぐらい貰って、これやべえwってなったので、水産専攻の友人に近所の市場で仕入れてきてもらってついでに捌いてくれた半尾のぶりでぶり大根した。
純粋にクソ楽しかった。

  • 二郎鍋


なんか二郎系の鍋スープ買っちゃったので二郎鍋にした。ルックスも匂いも味も完全に二郎だった。忘れられがちだけど二郎はアイデンティティ

  • 腹痛お清めルーローハン


唯一かつ全面的に敗北した料理。
半尾ぶり大根のように、なぜか突如とんでもない量の食材を手に入れることがあるせいで、それらの消費に追われてルーローハン用に用意した食材を消費期限から一週間冷蔵庫で熟成。
変色した豚肉を、まちカドまぞくコラボ日本酒「純米大吟醸信州まぞくころし原作」で煮りゃあお清めされて食えるやろと思ったら案の定当たって腹を下す。
最終的に一々大量のニンニクで再度炒めることでヤバい菌を殺すという戦法に出て、口の臭さを犠牲に完食した。腹は下さなかったがニンニク味しかしなかった。ニンニクに汚染される前はかなり本場台湾の味だった。


最後に

www.nicovideo.jp

まあ気が向いたら見てください。

隙あらば宣伝

特に書くことのネタが思いつかないまま春休みが終わりました。

ブラック研究室に自ら突っ込んでいったので、人生の夏休みは昨日で終わり、3年間の疑似社畜生活が始まろうとしています。

宣伝

ということで、貴重な春休みを使って書いていた(まだ終わってない)自作小説を宣伝させてください。何か書くのが趣味なもので、この年齢になってもクソみたいにイタくてクサい小説を恥ずかしげもなく露出していきます。

kakuyomu.jp

好きなことを何でもやらせてくれる夢のような高専を舞台に、放置された飛行機を修理しようとする変わり者女部長(20歳3年生)に翻弄される、意思よわよわ主人公君(16歳1年生)のお話です。

まだ僕がとんでもないクソガキ高専生だったころに書き始めて、3年ぐらい放置して、今やっと完結できそうです。

なんと1PVでだいたい0.05円になります。腹の足しにもなりゃしませんが読んでいただけるとちょっと潤う。

そんなことより応援の「♡」とか小説のフォローとか作品のレビューとか「☆」とかもらうと嬉しくて3日ぐらいニヤニヤしてるのでそっちください。

毎日1~2話ずつ更新してるので、飽きないからさ!よろしくお願いします。

三重県道路交通条例について考察する話

三重県民は車に乗るな

三重県で生活し始めてはや1年。思ったことがあります。

三重県民、車乗るな。

マジで車に乗るな。危ないんだよ。

免許を取ってから2年弱の新米ドライバーもいいところな自分だけど、流石にヤバいと思う。それぐらい運転が下手。雑。治安がない。

自分は国道1号線沿線の出身で、「道の悪い大阪」「人の悪い京都」「悪魔合体の奈良」で車乗り回してました。ぶっちゃけ名古屋に次いで治安が悪いと思っていたが、甘かった。

だって地元で運転していた頃は特に何も起きなかったですが、三重に越してきてから三回ぐらい事故に遭遇していますからね。絶対におかしい。
hokuro510.hatenablog.com


でもこれだけ交通ルールの常識が通用しないのなら、たぶん何かの理由があると思うんですよ。

たぶん、僕の知らない三重県独自の交通ルールがあって、三重県民はみんなそれを守っているから、他所者の自分が勝手にストレスを溜めているんじゃないかと。

ということで、僕が三重県内を運転していて、普段から実際に遭遇するドライバーの皆様を参考に、おそらくあるのであろう「三重県道路交通条例」について考察していこうと思います。

三重県道路交通条例

軽自動車は常にハイビームで走行しても良い。

おそらく三重県以外の都道府県の教習所を卒業した皆様は、「通常はロービーム、進行方向が真っ暗で対向車などが確認できない場合はハイビーム」のように教えられ、実践されているのではないでしょうか。

しかし実際のところ、夜間走行において、前照灯は基本的にハイビームで走行するべきとされています。対向車や歩行者、市街地などの明るい場所では配慮してロービームに切り替えましょう、ということですね。

ところが三重県は安全意識が抜きん出ていますから、市街地であろうが、道路幅が2車線未満の狭路であろうが、歩行者がいようが関係なく、軽自動車は常にハイビームで走行しています。

おかげさまで目潰しを食らった対向車は強制的に停車あるいは徐行を余儀なくされるわけですから、こんなにも安全なことはありません。道路上において弱者となりがちな軽自動車でも安心して走行することができるでしょう。

ちなみに普通車でも可です。

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ドライバーが実際に体験した視界

中央線のない道路はなるべく中央を通る。

三重県内の道路は、道幅が広く車線の多い国道や県道以外は、車なんぞない時代からある古い道を舗装していることが多いです。そのぶん、建物と道路の間も狭いですから、一般的な道路交通法を守ろうものなら、運転の下手な三重県民は車体を擦ってしまいかねません。

なのでおそらく、三重県道路交通条例では「中央線のない道路はなるべく中央を通ることで無用なトラブルを避けましょう」と書いてあるに違いありません。

皆さん、「対向車が来たらどうするんだ」とお思いでしょうが心配ご無用、中央を譲って寄せた者イコール条例違反となってしまいますので、ハイビームで威嚇したりギリギリまで接近したり睨み合ったりしながら相手に道を譲らせる公道性悪バトルが発生します。(※冗談抜きに本当に発生します。)

こうやって県民同士、日々の安全意識を高め合っているんですね。

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ドライバーが実際に体験する路上

一時停止は無視して良い。

これに関しては半分私怨なんですけど、皆さん本当に守られないので、たぶん三重県内では「止まれ」の道路標示や「一時停止」の標識は、信号の黄色点滅程度の努力目標みたいな意味合いなんでしょう。 車が止まると思い込むことこそが事故の元。車は止まらないものとして行動しましょう。

車線(特に右折専用レーン)変更時はウィンカーを出さなくてよい。

右折専用レーンに入る時のウィンカーは要らないんですよ。ご存知ありませんでした? ウィンカーって、後続車や周囲に自身の進路変更を周知することで安全な道路を実現する保安装置だと思うんですけど、よくよく考えたら右折専用レーンに入る時って大した意味もないように思えますよね?三重県ではドライバーの余計な操作を減らすことで逆に安全性を高めています。 さらに発展して、通常の車線変更でもウィンカーを付けないことでさらなる安全走行を率先して行う挑戦的なドライバーも数多くおられます。

優先道路の概念は状況と良心次第で無視してよい。

道路では優先権と呼ばれる概念があり、教習所で教えられていてもいなくても、ほぼ全国民が無意識に従っているルール(?)があります。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E5%2584%25AA%25E5%2585%2588%25E9%2581%2593%25E8%25B7%25AF あとは交差点における「左折優先」とかもそうですね。アレって明確に道交法で定められてるらしいっすよ。 ですが独自の交通ルールで動く治外法権三重県は安全運転の意識が抜きん出ていますから、左折車が右折車に道を譲るのが当たり前なんですね〜。 試しに三重県の交差点で右折待機してみてください。左折車が交差点手前で停止してあなたが右折するのを待ちますよ。(※本当に左折車が右折車に道を譲る)まあこちとら左折優先を守らなきゃ法律違反なんで永遠に両車線が塞がって誰も幸せにならないですけどね。 僕は交差点に侵入した車に道を譲られたことがあります。善意で舗装されたその道は通行できねえんだよなあ。
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ドライバーが実際に遭遇するアホ

三重県民は車に乗るな

以上の経緯から三重県における交通ルールは他の都道府県からは隔絶されているのは明らかなので、三重県は一刻も早く県内専用の免許証を用意すべきだと思います。 …いやだって、名古屋は「道交法なんか分かった上で無視してんだよ」って感じだし、大阪も京都も「法律的にはセーフやし(どす)」のを理解した上で悪いので、前提とする「日本国道路交通法」は実在しているんですよ。 でも三重県に限っては、県民全員が道交法を知らないような運転をするので、マジで自分の常識を疑ってしまう。異世界ですよあそこ。並行世界系の怪談とかCoCシナリオかよ。 ということで、あんな辺鄙な場所来ることはなかなかないと思いますが、車で来県される際はお気をつけください。

高専生が地方国立大学に編入して1年がたった

はやいもので、もう1年がたってしまいました。

編入関係の記事がアクセスの9割を占める当ブログです。

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需要丸わかりの図

弊大学の名前をタイトルで名指ししている編入体験談がぶっちぎりのアクセス数トップで、定期的に編入に関する質問が来ます。外部のサイトに連携してるからってのもあるんだろうけど

さて、そんな編入関係に謎の需要があるらしい本ブログで、編入したての5月ぐらいに書いた↓の記事
hokuro510.hatenablog.com

にて、「大学生活諸々を語りたいときに駄弁るブログとしてやっていきたい」とも言っていたので、編入希望の高専生の皆様が特に気にしておられるであろう「編入生の現実」について今回はつらつら書いていこうと思います。

編入生と一般生の頭の違い

hokuro510.hatenablog.com
前期が終わった時に書いた↑の記事でだいたい速報的なことは述べてますが、1年大学生やった現在でも大枠での感想は変わりません。今回はもうちょっと端的に詳しく書いていこうかなと。

改めて上の記事では

結論から申し上げますと全くの別人種です。

(中略)

そんな普通に立派な彼らが僕ら高専出所勢と特に違うところは、計算力が段違いすぎる、ということ。とにかく頭の回転が速くて、高校時代の学習の引き出しが多く、脳内を検索して利用する術に非常に長けているということ。

次点で僕ら高専生と違うのは、理論的な思考の積み重ねが比較的弱いという点です。

と言いましたが、今となってもだいたい同じです。むしろ後期を通じてほぼ確信に変わっています。マジで煽りでもなんでもなくて純粋に知りたいんですけど、一般生(編入生じゃない普通に高校から大学に入った皆様)さん達はどこまで電気の基礎理解できてるんですかね…?

この前、とある授業で変位電流(∂D/∂t)の式を提示されて「何の式か」と先生に聞かれた学生が「ろーてーしょんでぃー…?」とか言ってたのは流石にビックリした

とまあ前回の記事でも同級生のことをさんざんに言ってますが、自分GPA2.5でクラス順位半分以下ですからね。どんだけ授業で頓珍漢なこと言っても評価が高い人の方がえらいに決まってるんですよ。

今バイトで塾講師やっているんですが、やっぱり中学生や高1の時期から大学受験意識しているような高校生の皆様は、頭の回転が早いですね。機転も利くので、知っていることを何でも使おうとします。

つくづく根本的なところで「高専生」と「高校生」は違う教育を受けているということが実感できるので、それぞれの本当の能力を知るにはやっぱり研究始めない事には分からないのかもしれません。でもそうなると高専生とか高校生とか関係なしに個々人の能力に依存してくるので、もうわかんないね。

地方国立大と国立高専の違い

学校によるがどこも基本クソ

高専はクソ」言うてる元気な高専生の皆様ご安心ください。国立大学もクソです。

そもそも、国立高専も地方国立大学も組織としてはほぼ同じようなもんなんだからだいたい一緒だよ。マジでシステムや学生の雰囲気や諸々ひっくるめてなんの違いもない。違和感なさ過ぎて編入したという実感が湧かない。

むしろ組織としての規模が小さい各高専のほうが内部意見のフィードバックが早い分、確実に高専よりデカい地方国立大学よりかはマシにすら思える。(流石に旧帝大異世界過ぎてわかんないです。)

当たり前ですが、僕は某N高専から卒業しているので、他の高専の話は友人伝手でしか知りません。でも話聞いてる限りちゃんとしてる高専は結構ありますよ。(ガチでヤバい学校や高専機構自体がヤバいのはノータッチにします)

大学はやっぱり組織がでかい故の問題は結構実感します。具体的な言及は避けますが、ウチの大学は医学部を筆頭として不祥事が毎月発生していた時期が最近まであって「M大学月刊不祥事」とか呼んでましたね。



www.nikkei.com

具体的な

www.nikkei.com

言及は

www.asahi.com

避けますが



…とまあ散々disりましたが、やっぱり「高専にはなくて大学にしか無いもの」は星の数ほどあります。高専の一番ダメなところはあまりにも閉鎖環境すぎることで、それがないだけ大学は圧倒的なアドを持ちます。

皆々様におかれましては外の世界に出た時の広さに是非とも絶望していただきたい所存なので、楽しみにしておいてください。

進路は学校の誘導

これに関しては完全に僕の勘違いというかリサーチ不足なんですけど、たぶんある程度の高専生は同じ勘違いをしている可能性があるので絶対に言及したかった。

まず地方国立大学はそもそもとして「その地域への還元を前提とした人員サプライヤーの伝統が根強い(人の言葉を借りました。ありがとう競馬オタク伝道師くん)

もっと平たく言えば、「めちゃくちゃ地元企業へ就職させたがる」。

これは一例なんですけど

~講演にて~

大企業出身の東大教授「大企業行ってドクター取りましょう」
弊地方国立大教授「三重に就職させなきゃウチの実績ならないだろ!」
東大教授「頭固い(意訳)」
弊大「これで授業終わります」

みたいなことを講演の質疑応答時間でやる。マジでやめてくれみっともないから。

別に地域活性化のために地元企業の斡旋をするとか、地域の企業と提携するのは全然悪いことじゃないと思います。「地方創生」は出身高専でもやってたし今のトレンドですからね。

ただ学生に魅力を上手に伝えればいいだけなのに、地元企業以外の選択肢を狭めてくるのが極悪なんですよね。インターンシップとか、工場見学とか企業説明会とか、地元企業以外見たことない。

それだけならまだいいんですけど、大学が喧伝している就職実績には堂々と全国規模の大企業をリストアップしているところが最悪。どっちなんだよ。ネームバリューにつられた高校生を地元企業へ追い込む追い込み漁かよ。

ちなみに研究室単位では必ずしも地元企業の縛りは無いので、就活する上で頼れるのは大学じゃなくて研究室でしょうね。やっぱり大組織は一枚岩ではないなぁ。


…そういう意味では国立高専が逆に異常です。地元はもちろんのこと、普通に全国の大企業から就職案内が来るし、実際に就職できますからね。たかだか20歳が。しかも脳みその出来がよければ選べるんですよ。大企業を。やっぱり高専の強みは編入よりも就職にあります。

根本的に編入生は立場が弱い

めちゃくちゃ弱いです。どれぐらい弱いかっていうと、チャンミや競技場における先行ウマ娘並に弱いです。

まず友達ができません。僕のコミュ力のせいじゃないです。大学が悪いんです。ほんとなんです。

だって同じ学部コースで友達作ろうと思ったら何します?普通は実験とかグループワークとか授業を通じますよね。

でも編入生は実験免除なんですよ。オンラインと混合にしているせいで対面授業に誰一人来ないんですよ。無理だろ。

しかも話を聞くところによれば、実験すら必ず対面出席しなくてもいい学科もあるらしく、本当に誰も来ないんだそうな。マジかよ。

編入生と仲良くなればいいんでしょうが、生憎自分の取っている授業と他の編入生はほぼ被っておらずほぼ孤独。というかグループワークの授業とってないのも、専門が不人気科目だからです。それはまあ自業自得なんですけど…。

ちなみに学部学科にこだわらなければ、サークルに入るとかバイトを始めるとかで上下関係や友達を作ることはできます。でないと本当に孤独。そこで運よく学部学科が同じ知り合いを作れるかみたいな運ゲーです。


あとはGPAが厳しくなりがち。

学校によって評定方法とか細かい差が出るので一概に言えませんが、基本的にクソ低くなるかクソ高くなるかの2択です。流石にウチの大学では配慮されてましたが、院試の条件とかでGPAが必要になってくるともう悲惨です。

もちろん楽単とかあるので、情報と器用さがあればGPAデスマーチなんてしなくて済むのですが、編入生は入学前のオリエンテーションで2~3日丸々かけて単位認定作業と履修登録をするので、分かるわけがありません。ということで一般生と同じGPAを出すだけでも苦労かかると思います。

総評

おそらくネット上や、高専の先生や先輩・OBとのやり取りでいろんなことを聞いているかとは思います。

自分が聞いた範囲だと「編入生は優秀」とか、「ある程度優秀でないと編入を選べないので編入生が優秀な訳ではなく優秀な奴は優秀」とか

まあ進学先のレベルとか在学中の高専のレベルとか自分のレベルとかいろいろな要因があって一意には言えないのは今更なんですが、それはそれとして「高専生は大学生と比べてどれほど優秀なのか問題」について、大抵の場合に言えるだろう有意な結論は出したい。

そのうえで個人的な現段階の結論としては「一般大学生よりも優秀になれるポテンシャルはあるが、自分の環境を上手に活かせる能力のある人は優秀となり得る」です。


そもそもの話として、国立高専全体で卒業生の編入・専攻科比率が上がっていることが問題なんですよね。5年~7年間居座るせいで学生の入れ替えがノロマな高専だと絶対情報更新も遅いし。

僕の高専時代の友達には京大や筑波大に編入するような人間もいれば、専攻科に進学したけど、今後旧帝大で研究することがほぼ確定しているような人たちもいるし、有名な方だと筑波大に編入して更に京大に編入したような人だっているし。優秀な人は底なしに優秀。

なので、僕が1年間大学生をやったうえで出す結論として、編入を検討している現役高専生は高専よりしんどくなって、自学自習の時間が増えて、その状態を今後4年間続けてもいい」と思える人、5年生であれば「高専よりレベルの上がった研究を3年間続けてもいい」と思える人は編入してもよいと思います。やっぱり何かを学ぶこととか追い求めることが多少なりとも好きでないと大学編入は絶対しんどいです。幸い高専は就職に関しては地方国立大学に勝るレベルで強いので、就職も良いと思います。


今回のお話は結構頭うんうんひねらせて書いたので、細かい表現は今後思いつき次第修正するかもしれませんが、22年2月の現段階で僕が感じたことはなるべくそのまま残すつもりです。このブログが高専生の皆様の手助けになれば嬉しい限りです。

カイザーミノルという競走馬

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君の愛バが ずきゅんどきゅん走り出し

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ばきゅんぶきゅん かけてーゆーくーよー

ウマ娘やってる人間がめっきり減りました

ちょうど去年の4月ごろ、オタクのみんながこぞってやってたウマ娘。とうとう競馬ガチ勢とキャラゲーガチ勢ぐらいしかやらなくなりました。

いや、日本全国で見たらめちゃくちゃオタクがプレイしているのは知っているけど、身近なオタクからめっきり減りました。

自分も競馬やってないと辞めてるかもしれません。




競馬、始めました。

競馬が面白い

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10か月前のおろかなオタク

hokuro510.hatenablog.com
↑の記事で散々競馬やってる人を叩いてますが、競馬やってました。去年の9月ぐらいから。

いや、いまだに↑の記事で言っているように「競馬でお金賭けて発狂している大抵の競馬ファンは全然好きじゃないですけどね。

だってダサいじゃん?競馬は競艇や競輪と違って、お馬さんという不確定要素が強いんだから、当たらないときは当たらないものだろうに。

Twitterの競馬界隈なんてまだ平和で、叫んででも「ファッキュー農水省!!!!!」程度ですが、競走馬情報の乗っている「ネット競馬」
www.netkeiba.com
↑の掲示板ってもうこの世の終わりみたいなどす黒い感情が渦巻いてますよ。騎手どころかお馬さん自体に「しね」とか日常茶飯事ですからね?

というかお馬さんを大切にしろって話ですよ。競走馬なんて経済動物であることは大前提として、大切に接さないと失礼ですよ。食べる前にいただきます言うのとおんなじです~~~~~!!!!!!


ということで、未だに「競馬界隈」は全く好きじゃないですが、幸い(?)僕に競馬を教えてくれた競馬オタク伝道師のおかげで、賭博だけが全てじゃない競馬の楽しみ方を知ることができたので、今こうやって競馬楽しんでます。

本題 カイザーミノルという競走馬

競争馬の生産は、競馬自体の衰退に伴い減少していたというものの、近年は増加に転じ、令和3年度の競走馬生産数は7731頭。色々な問題でそのすべてがデビューしているわけではないと言えど、2~8歳程度の期間現役でいると考えると、軽く3万頭は超える競走馬が日本には在籍しています。

その中でグレードレース(G1とか)に出場できるのはほんの一握り、「名馬」として記録や記憶に残る馬はもーーーーーーーーーっといません。今更自分が言わなくても常識か。

そんな中で今、自分がずっと応援しているとある競走馬がいます。

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21年毎日王冠https://db.netkeiba.com/v1.1/?pid=horse_photo_list&id=2016106232

カイザーミノル | 競走馬データ - netkeiba.com

カイザーミノルです。

現役6歳牡馬、21戦5勝、重賞未勝利。ぶっちゃけて言ってしまえば超普通のお馬さんです。東北地方のおっきな水産会社の会長である、吉岡實会長の所有する「○○ミノル」の冠名を持っているお馬さんたちの中の一頭です。

特記できることと言えば、未勝利ながらも(G1で唯一出走した21年天皇賞(秋)以外は)出走した重賞レースには全て掲示板入りしていることぐらいでしょうか。イマイチ勝ちきれないけど、決して弱い馬ではないという感じ。

とは言っても、カイザーミノルは吉岡会長の現在所有する数十頭近い競走馬の中では、獲得賞金が最も多いお馬さんです。重賞勝利馬の本当の凄さと重賞レースの格の高さが改めて分かります。

ちなみにわりかし穴馬なので、賭け勢はこの子が出走してたら買うと儲けるかもしれません。


カイザーミノルとの出会いは21年朱鷺(とき)ステークス。これで「とき」って読むんだぜ。読めねーよ。僕に競馬を教えてくれた競馬オタク伝道師がその存在を教えてくれました。

このお馬さんの名前を構成する「カイザー」と「ミノル」の2つの要素がちょっと僕に因縁のある単語だったので、競馬オタク伝道師が「面白い馬おる」とおすすめしてくれたわけです。

実際の走りも、4コーナー終盤に馬群中団から外に抜け、彼の実力を感じさせる末脚で一気に先頭を捉え、見事一着で勝利しています。
www.youtube.com

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21年朱鷺ステークス(https://db.netkeiba.com/horse/2016106232/

彼の特徴は日章旗みたいな赤と白のメンコなので結構わかりやすい。

彼は横山典弘騎手の助言で、この朱鷺ステークスでブリンガー(後ろを見えにくくする)を装着してからというもの、かなり安定した走りを見せるようになり、(G1ファンファーレ作曲者であるすぎやまこういち氏が亡くなられた直後ということで、G2レースなのにG1ファンファーレが使われた)21年毎日王冠(G2)にも出走しました。

www.youtube.com

毎日王冠では5着ではあったものの、実際の動画を見てもらうとかなり好走していることが分かります。というかシュネルマイスターが強い。

最終直線で大内に付けてしまい、13番トーラスジェミニに前を抑えられるも、わずかな隙間から抜け出し巻き返すがそのまま先頭集団で固まってゴール。やっぱりシュネルマイスターは強い。

ネット競馬の掲示板では、悲しきかな注目されていないこともあってか大して荒れてはいなかったものの、好走に目をつけて「次買うか~」な人たちが集まってました。

しかし毎日王冠の直後、カイザーミノル、天皇賞(秋)出走登録が報じられたことで、掲示板が荒れます。僕も推し馬が突然G1出るとか抜かしたので荒れました。

www.sponichi.co.jp

ブリンガー装着の助言で彼の能力を引き出したベテランジョッキーかつ最近の彼の鞍上、横山典弘騎手の助言。初のG1挑戦といっても、6歳ということもあってか、走り自体はかなり熟成されているし毎日王冠の好走もあってか「ワンチャンありそう」という空気でした。というか僕がそういう空気だった。


…しかし彼のG1初挑戦、正直言って不安要素もそこそこありました。まずカイザーミノルの距離適性は1400~1600m程度のマイルレースとされている中で、天皇賞(秋)は2000m。1800mの毎日王冠の時点で、陣営は距離の長さを不安視していたものの、横山典弘騎手(以下ノリちゃん)が「イケるイケる」と言ったので出場した、というノリ。(ノリだけに)

いくら好走といっても5着ですからね。それよりも200m長いので不安視はされていました。というかそもそもの陣営コメントが「やってみないと分かりませんが」だし。つまるところファンどころかカイザーミノル陣営すらも「ワンチャンあるかも」の姿勢で、唯一ノリちゃんだけが「イケる」と言っているわけです。

横山典弘騎手に関してはまだ余裕で存命かつ現役の人間なのでコメントは差し控えますが、まあ、ベテランジョッキーです。うん。

そしてカイザーミノル秋天挑戦最大の不安要素がこれ。

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む す こ

3番人気エフフォーリアの鞍上に、ノリちゃんの息子、横山武史騎手。

横山騎手親子はベテランのノリちゃん、新進気鋭の息子武史で父子連覇しまくって近年の競馬界でブイブイ言わせており、仮に秋天を武史が制せば、史上初 天皇賞親子3代連覇という偉業が達成されます。


…つまるところ、「ノリちゃんが息子を秋天で勝たせるために無理に出走したのではないか疑惑」が囁かれてました。

別名「授業参観」


横山典弘騎手に関してはまだ余裕で存命かつ現役の人間なのでコメントは差し控えますが、まあ、こういうことしかねないとは言われてます。うん。

ということで色々と不安要素はありますが、ノリちゃんのブリンガー助言は本物だったし、気性難気味なカイザーを制しているので、出走前段階では陰謀論ではありました。

カイザーミノル、初のG1

ということで待ちに待った2021年10月31日、第164回天皇賞(秋)(G1)。テレビがないので実家でオタクはガクブルしていた。

競馬オタク伝道師の言いつけ、「パドックを見ないとその日の馬の状態は分からない」に従い、オタクはパドックからテレビに張り付いていた。

実際、競馬オタク伝道師はパドック眼はそんじょそこらの競馬ファンより優れていて、パドック時点で彼の出した予想は7割は当たる。賭けりゃいいのに、「お馬さんを金が絡んだ目で見ることはできない」と言って絶対に賭けない。賭けりゃいいのに金欠なんだから。

そんな彼と通話でパドックを見守る。1番人気、1枠1番、”飛行機雲”コントレイル!3番人気、武史に期待のかかるエフフォーリア!マイルの女王、グランアレグリア! そんな今を時めく名馬たちもいいが、オタクの見守る推し馬はただ一頭。6歳にして天皇賞の座を狙えうる文字通りの”ダークホース”、カイザーミノルの登場!

youtu.be
(1:10~ 10番カイザーミノル)



…なんか楽しそうだなお前。


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天皇賞秋(https://db.netkeiba.com/v1.1/?pid=horse_photo_list&id=2016106232

えらいちゃかちゃかしてんなお前。



…カイザーミノル、実はそこそこな「気性難」で、本来の彼は結構愉快な性格です。

レース前はなんか楽しそうにちゃかちゃか(興奮してしまいレース前に疲れてしまうのでマイナス要素)しているし、いつも結構な数の変顔写真を撮られている。

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京王杯スプリングChttps://db.netkeiba.com/v1.1/?pid=horse_photo_list&id=2016106232

この子、黙っていたら割とイケメンなんだけどなあ…。特に目がかっこいいのに、ブリンガーと派手なメンコで隠されてしまったらもう変顔要素しか残らない。

まあブリンガーつけられている時点で、彼が気性難であることはどうしようもなかったのですが、直近のレースはブリンガーの効果か、少し落ち着いていたので、大した不安要素にならないと踏んでいた段階でこれだよ!!!!!

出走前も楽しそうにちゃかちゃか足踏みしているし。ホントに大丈夫かコイツと思いながらも、ゲートインしてしまったのは仕方がなく、無事(?)天皇賞秋、出走。
www.youtube.com

序盤からロケットスタートの好スタート。彼は元々先行位置に付けるタイプなので、これはめちゃくちゃ良い。しかし足を緩めることなく、1コーナーに差し掛かるまでになんと先頭に躍り出た。

ノリちゃん、逃げを選択した。レース展開をカイザーミノルが握った。1000m1分のやや遅めのペースながらも、カイザーミノルは集団を引き放すことができず、1000m通過時でグランアレグリアに狙われてしまい、そのまま残り400まで粘るものの、ズルズルと集団後方に落ちていき、10着でレースを終えました。

勝ち馬は1着から武史・エフフォーリア、コントレイル、グランアレグリア(今思えばメンツ恐ろしすぎるだろ)



1着、横山武史・エフフォーリア。


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地獄絵図

カイザーミノル掲示板、大荒れ。



しかも武史が勝っただけならまだしも、ノリちゃんがもうガッツリ武史を意識していると思えてしまう動画も上がっていて、普通にTwitterが荒れていた。

マジで大丈夫かこれ。いや、JRAがアウトって言ってないのでセーフなんだけどさ。

しかも普段カイザーミノルが取らない逃げ策を取ったことで、レース展開を作るための当て馬にされた説まで飛び出してもう大変(実際のところ政界ではあると思うオタクだけど)。

武史に抜かされた時点でノリちゃんが鞍上で笑っていたとか、なんか叫んでいたとかもツイートされていた(というか実際そう見える)し、事実がどうあれ陰謀論の解像度が本当にあがってしまう結果となってしまった天皇賞秋でした。

ちなみに僕は応援馬券は買うタイプのオタクなので普通に1,000円溶けました。まあいいんだけどさ。陰謀論を摂取したおかげで1000円なんかどうでもいいぐらいの精神ダメージを負ってたしさ。グランアレグリア複勝で10円もらったし。


天皇賞秋後、ちょっとカイザーミノルはお疲れちゃんだったようで(そら逃げ策取ったんだしそうだ)、次走は年明けのスポニチ京都金杯(G3)。残り400mでバテたということはやっぱり彼の適性は1600mまでのマイルレースであることは確定的で、得意な距離での挑戦。

www.youtube.com

結果は3位入着。重賞レース初勝利はまたしても逃すものの、彼の本来の実力を見ることができる好走でした。今回も応援馬券買っていたので、カイザーミノルから600円のお年玉を貰いました。やっぱマイラーじゃねーかノリちゃんよお?

次走は2022/4/2のダービー卿CT。秋の疲れがまだ残っているようで、陣営は間隔を空け調整していくと明かす。

流石に6歳なので、そろそろ無理が来ているのかもしれない。あと何回観れるかもわからないカイザーミノルの今後の活躍。もし何らかの機会で彼を見ることがあれば、自分の推し馬の片手間でも、今をときめく名馬たちの次でもいいので、心のどこかで一緒に応援してください。


外伝 身内競馬おじさん列伝

・伝道師ガチ競馬オタク
他ならぬ僕に競馬を教えてくれたお兄さん。即PATの加入方法から馬券の種類、競馬の基礎知識も教えてくれた。

中央競馬だけでなく、海外、地方競馬、~80年代のいにしえの競馬まで守備範囲という恐ろしい競馬オタク。

しかしその正体は恐ろしいまでに「サラブレッド」が大好きなだけの異常オタク。これだけ競馬に詳しいのに、競馬関係の人間は騎手ぐらいしか興味がない。たぶん「競走馬は経済動物だけどそれはそれとして人間はサラブレッド様に跪くべき」とか普通に言う。「私はもうお馬さんが走ってるだけでいい」は本当に言った。ボンドルドみたいな感性。

そしてラヴズオンリーユー超強火オタク。彼女のレースは泣きながら見るし、引退式前後は抜け殻みたいになっていた。ラヴズオンリーユーのぬいぐるみを抱いて寝ている。

記事投稿日の本日(2022/2/11)、ラヴズオンリーユーが日本調教馬初のエクリプス賞を受賞してガチの歴史に名が残る名馬になりました。やべーよ

・慎重かつ大胆三連単おじさん
酒・タバコ・競馬・FPS・バイクの退廃n連単おじさん。本場のヤンキーでブラック社員で彼女は大阪でコスプレ喫茶経営と要素の塊。たぶんブログ見られてる気がするけど許してね。

競馬はギャンブルとしてやっているので、先述した「好きではないギャンブル競馬の人」ではある。「クソが!!!!!!!」って叫ぶし。

でもこの人、万馬券ぐらいは当てるし「数千円の稼ぎなんてゴミ」みたいなこと言うぐらいには本気でギャンブルしているので、ここまで徹底しているとむしろ筋が通っていて尊敬できるレベル。

慎重なのか大胆なのか分からないが、ダメだと思ったレースは賭けないし、イケると思えば三連単しか賭けない。これで当たるんだよなあ…

クソガキの時分に異端なイベントを企画した話【高専カンファレンス】

コミケの原稿に追われている中開催される、現実逃避シリーズ。思い出した頃に書かれるブログ。

洒落にならないぐらいクソガキだったときのはなし

今でも十分クソガキ極まりない僕ですが、昔はもっとどぎついクソガキでした。懐古しているうちはクソガキなんだろうけど、とにかくクソガキでした。

どんぐらいクソガキだったのかは
hokuro510.hatenablog.com
を読んでいただけるとお分かりになられます。自分がどれだけクソガキだったのか説明することがしんどいので書きたくない。

今回はそんな2019年3月、クソガキが高専3年生~4年生春休みに企画した高専カンファレンスin奈良の備忘録です。
kosenconf.jp


高専カンファレンス

高専カンファレンスとは
高専カンファレンス」とは、その名称を用いて行われる、高等専門学校および高専生をテーマとする、勉強会をはじめとした各種活動(以下、「個別の活動」と言う)の総称、およびその集合体(以下、「コミュニティ」と言う)の名称のことを言います。

2008年6月の小さな集まり以降、高専特有のバイタリティ・結束感が生み出す高専内外のつながりを活かし、現在では既存の高専の枠組みを越え、全国的に広がっています。

http://kosenconf.jp/?about

丸々引用して、文字書きとして恥ずかしくないんかって話ですが、公式が一番正しいに決まっている。

ようするに高専カンファレンスとは、全国の高専関係者が企画する勉強会のことで、参加者がプレゼンを通して、各々の好きなこととか専門分野のLT(ライトニングトーク)をする楽しい企画です。

LT会といっても堅苦しいものではなく、本当にすごい専門分野のお話する人もいれば趣味の話、頭おかしい行為など、自由がフリーダムなイベント。

しかしこの高専カンファレンス、コロナ禍のせいで、2020年開催予定だった4つの大会が全部中止になってしまい、とうとう2021年は一回も開催されていません。

高専カンファレンスは事務局が開催のお手伝い、備品の管理をしてくれているだけで、開催は完全に学生、高専関係者の意思です。つまるところ、今現在高専カンファレンスは忘れられている。

死にゆく文化となってしまった高専カンファレンス。正直哀しい。誰かやる気のある人、僕と一緒に復活させましょう(フラグ)。


高専カンファレンスin奈良とこのブログ。

思えば、このブログを作ったきっかけは、高専カンファレンスin奈良を主催した後、関係各位にお礼と懺悔をする記事を書くために作られたんですよね。わあオリジン。

この記事↓
hokuro510.hatenablog.com
読み辛すぎてウケる。痛くてウケる。

この記事に関しては読んでほしくないのでざっくり概要を説明させていただきますと、この高専カンファレンスin奈良、「炎上プロジェクト」だったというお話です。

高専カンファレンス経験の浅いクソガキが一回お話ししただけの人をたきつけて主催者に仕立て上げ、運営経験者を巻き込むも計画がグダグダすぎて呆れられ、消滅しかけたところ当時どころか現在も大した面識がない後輩に泣きついて呆れられ、なんとか開催するも、紆余曲折あってなぜか当日大成功(?)した、という救いようのないクズの懺悔。

もう文字の色変えて太字にしちゃうもんね。

この記事を書くためにTwitterで#kosenconf_129naraのハッシュタグ漁って、当時の感想ブログ読んだら運営体制についてけっこうキレられてて草って感じだった。

おかげさまで当時の経験が生き、イベントの運営とかスポンサーの付いた行事とか、ビジネスっぽい交渉や取引が微妙に上手く舵取りできるようになったので感謝しています。

このクズが今ものうのうとブログ書いていられるのは、高専カンファレンスin奈良が「偶然大成功」したおかげです。

最近色々あり、そういえばあの高専カンファレンスはなんで「偶然大成功」したんだ?と思い出したので、この記事を書いています。その「なぜ」を自分の中で整理したのが本題です。


異端の高専カンファレンス

高専カンファレンスでは、技術系のテーマが多くプレゼンされます。そりゃそうだ、高専だもの。

しかし先述の通り、あくまでも主催者のテーマに沿ったプレゼンテーションであればOKなので、工学技術関係ない内容でもOKなわけです。実際の例だと、音楽趣味とか、木材、旅行、画像から場所特定、マイクラバ美肉・・・

まあ本来は技術系のテーマで話した方がいいんでしょうけど、こんな人種ほっといても技術の話しかしないんで大丈夫でしょう。

さて、そんな高専カンファレンスの魅力に魅せられた僕は、2018年の高専カンファレンスin京都にて高専カンファ初参加します。初参加なのにクソガキだから発表者としてトップバッター登壇しました。クソガキここに極まれり。ていうか3年前かよキッツ

kosenconf.jp

皆さんはよく知らないイベントに初めて参加するときは様子見しましょう!

ということで、まともな技術もくそもない僕はMinecraftのお話をしました。2018年高専カンファレンスin京都のテーマは「和」。テーマ要素皆無。

しかしそれでも多少はウケたので、クソガキはここで「そうか、面白ければ何でもいいんだ!」と勘違いしてしまいました。

高専カンファレンスin京都のちょっと前に、とあるイベントでお世話になった同じ学科の先輩が主催した「TalkCafe」というイベントで調子に乗った登壇をしたものだから、僕の中でLT会の前提がそもそもぶっ壊れていたと思われる。
sites.google.com


その結果生み出されたのが、クソガキ主催の大炎上プロジェクト「高専カンファレンスin奈良」です。

高専カンファレンスの一番オーソドックスな形式は、「現役or元高専生が、テーマに沿った技術系・趣味系のプレゼンテーション」をするスタイルです。もちろんNonITなどの例外もありますが、しかしクソガキはその前提がぶっ壊れていたので、登壇者を増やすために意味不明な勧誘を行っていました。

  • 「技術系のことで全く話せるテーマがない」と豪語する先輩に「大丈夫!大丈夫です!」と言って無理矢理登壇してもらった

→関西の高専カンファレンスでしばらく伝説となる「全員参加型スクワット野球応援歌合唱プレゼン」の誕生
 これ、マジで参加者、他登壇者のみならず、運営も度肝を抜かれるほどのインパクトを残していってしまい、その後2019年に開催された「高専カンファレンスin京都(139回)」でこの先輩が登壇した際、Twitterが少々ざわついていた。
kosenconf.jp
hokuro510.hatenablog.com

  • 先輩を勧誘したとき、ついでにその場にいた先輩の担当教員も勧誘した。

→おそらく史上初となる現役教員登壇者の誕生
→なぜか先生が子連れで登壇したので史上最年少(当時3歳)登壇者も誕生
 もう文面のまんまで情報量多いけど、先生のプレゼン内容も中々すごく、「ソサエティ1.0原始時代高専」なる概念を真面目に舞鶴高専と行っていたというすごい内容。


この時点でけっこう異端ですが、そもそもの運営面自体も異端で、

  • ほぼ前代未聞の昼休憩ありカンファレンス

 当時のクソガキのLT会という概念はTalkCafeに支配されていたので、大抵午後スタートの高専カンファレンスでは異例の午前~午後開催に。
 そのせいで会場明け渡しが17時とかになってしまい、カンファレンス参加者恒例の打ち上げ食事会をするにも微妙な時間を作ってしまった。

  • 普通は用意されているTwitchライブを何も考えておらず、プロ運営に用意してもらうも白飛び

という、従来の高専カンファレンスの形式にほとんど沿っていないひどい有様。
昼休憩に関してはランチという概念に混乱した参加者から連絡来るわお昼ご飯マップを用意するわでかなり迷惑をかけた模様。遠方参加者はせっかく奈良に来たのにろくに観光する時間も得られなかったらしい。

今となっては懐かしき思い出。もう3年前ってマジ?

今でも母校の方ではLT会は生きているらしいけど、こういったオープンなイベントのLT会はわりとなくなってしまって悲しい昨今。「ないなら企画すればいいじゃない!」とは思いますが、このときの記憶が横切って自粛する僕の懐古禄でした。以上!

人生初の一人カラオケに行った話。

勘違いにより粉の分量を倍突っ込んでしまったせいで、唐揚げ2㎏を錬成してしまった一人暮らし大学生です。
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台所総力戦の図

家の調理器具、保存容器、冷蔵庫のキャパシティの総力戦でした。おそらく今後10食ほどは唐揚げになります。

それだけで今日という1日を語るにはデカいイベントですが、今日は人生で初めて一人カラオケに行きました。今日は一人カラオケについて駄弁ります。そのうえで夜中にブログ書いてんだからもう疲れたわボケナス。

宣伝

先日アーリーアクセスが始まったばかりの「Logic World」というゲームのほぼ公認日本語wiki、ほぼ公認日本discordサーバーの参加者を募集中です。雰囲気としてはマインクラフトのレッドストーン回路だけを取り出したようなゲーム。悪友がその日の気分で立ち上げたので飽きないように支えてあげてください。
store.steampowered.com
logicworld.wiki
discord.com

まあ僕プレイしてないんですけどね。

一人カラオケに感じる敷居の高さ

僕はカラオケが好きです。

普通に音痴だし、クソオタクなのでアニソン、ボカロ、流行りの曲しか歌えないですが、カラオケが好きです。

好きな曲を歌ってるだけで楽しいし、音域の限界や難しい曲に挑戦するのも好き。

お酒を飲みながらオタクが騒ぐために存在しているような曲を歌うのも好き。

大人数で行くと、リモコンの順番待ちしている時間が好きだし、満を持して歌える瞬間も好きだし、友達の上手い歌声を聞くのも好きだし、次の曲を考えながら音楽のサブスクアプリを叩いてる時間も好き。


でもやっぱり好きな曲歌えるのが一番好き。それ以外の時間は自分が歌うための我慢の時間。スパイスにはなるかもしれないけど。


大人数で行けば行くほど楽しいけど、その分歌える曲数は減るし、趣味がかぶる人がいるとなんとなく同じ曲は遠慮しちゃう。あとパンピーと行くと何も歌えない。

でも、そういう細かいしがらみを気にせずに歌いたいだけ歌える裏技があるんですよ~!(テレビショッピング風)

それがこちらの商品、一人カラオケになります!!!!



…ぶっちゃけ一人カラオケってクッソ敷居高くないですか????


個人的な超ド偏見なんですけど、一人カラオケ行く人って「本格的な音楽系の趣味を持っている人」「クソ上手いアマチュアの練習」「周囲を何も気にせず堂々と自分の好きなように生きれる人(リスペクトしている)」だと思うんですよ。

音楽に強い人はもう何も恥ずかしがることはないでしょう。だけど僕は周囲の目とか名も知らぬ誰かが僕を見た時に受ける第一印象とか気にしちゃうので、一人カラオケの敷居がクソほど高かったんです。


一人カラオケに行っているのは決して寂しい人ではない。自分に自信があり、真にコミュニケーションのできる人間は、別に複数人でなくてもカラオケに行けるのだ。



お恥ずかしながら私、21歳地方国立工学部生。今まで友人としかカラオケに行ったことがありませんでした。

初めてのカラオケは中学時代。所属していた男子バレー部のみんなと行った地元のカラオケが人生初のカラオケ。音痴であることは当時から自覚していたので乗り気ではなかったものの、一度行くとハマってしまい、事あるごとにカラオケを提案するおバカになりました。

できることなら頻繫にカラオケに行きたかったけど、小学生に毛が生えた程度の中学生が一人でカラオケに行くのは流石に無理があろうと思われた。

つまるところ、高校生以上の年齢になってから、堂々と行けばよいのだ。


…だがしかし、何を思ったのかこのオタク、隣県の高専に入学してしまった。

基本、ほぼ毎日隣県まで2時間ほどかけて移動していた。地元でカラオケに行く余裕なんてない。

高学年になり、暇ができてきたときは時すでに遅し。地元のカラオケ店には知り合いがバイトしている可能性が大。もし鉢合わせたら流石にコミュ障には厳しい。

そして一人カラオケを拗らせた結果、21歳だ。


コロナウイルスが猛威を振るい、2人以上のカラオケが制限される昨今。もう1年近くカラオケに行っていない。正直カラオケ行きたい欲はピークを迎えていた。


もう、一人カラオケに行くしかない。

いや、今日はタイミングが悪いかもしれない。


そんな自己問答繰り返すこと一週間、迎えた本日。とうとう問答無用で言い訳の付かないカラオケ日和が訪れてしまった。

  • 木曜日だが、振替で金曜授業日。自分は金曜に授業がないので、休み。
  • 翌日から学祭関連の連休なので、学生が帰省or忙しい=遊んでる人が少ない
  • 平日料金
  • 夜ご飯の買い出しに行かなければならないので、出かけなければならない
  • 最近まれにみる好経済状況

行くしか、ないのか…。

行った。

行った。

駐車場が無いのに車で行ってしまったせいで駐車料金600円払ってしまった。倍は歌えるぞ馬鹿。

受け付けのお姉さんの手際が良すぎて、一人カラオケ客でも問題ないという自己暗示が補強されることとなった。いや実際このご時世一人でも来てくれた方がいいんだろうけどさ。

受け付けしているときに、歌い終えた他の一人客のお姉さんが出てきたので、さらに安心。

緊張しながらも、さすがに21歳。アガることもなく普通に受け付けを終える。いや、それが普通だけど。

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はいパーティールームに通されたー。寂しいー。(1敗)

この時点で半べそ書きながらドリンクを入れに行く。

とりあえず曲を入れる。一曲目は愛のシュプリーム!

www.youtube.com

fhánaの曲は難しいが気持ちよく歌えるので好きだ。ドライブ中も歌っていたのでいける。


…。


クッソ難しいが????

いや、本当はそんなに難しくないが、ほぼ1年ぶりのカラオケ一発目でテンションをあげすぎた。大人しく喉をあっためる曲にするべきだった。(2敗)


…。


3時間は長すぎた。(3敗)

2時間が500円で、3時間が600円だから、どうせなら…としたのが間違いだった。1時間でダウンした。

というか3時間で頼んだ後に「お一人様の場合追加200円いただいてます~」とか言われたので実際は800円払っている。もう金の無駄じゃ。

ということで途中の1時間はひたすらカラオケのアニメ映像を見て過ごした。またオルフェンズ見たくなったね。

その後、ココアがぶ飲みでのどの粘膜保護をしていたのが功を奏し、時間いっぱいまで好きな曲を歌った。(1勝)
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楽しいっちゃ楽しかった。

結論

今度は人を誘っていこう。